国土管理での成果

国土管理での成果

朝鮮では国土管理が国家万年の計、人民により充実した生活環境を提供する崇高な愛国事業と見なされ、将来を見通して推進されています。毎年、春と秋の国土管理キャンペーン期間に国挙げて木を植えています。人民軍軍人と勤労者、青少年など誰もがどこでも木を植えます。

また、地域と地帯別に地元に適した木を植える適地適樹の原則が守られ、活着率を高めることに主眼が置かれています。一本の木でももっと植えて古里の街や村を森のように、公園のように、果樹園のようにつくろう、誰もがこの一念に燃えています。

この熱い思いに支えられ、今年4月末まで全国的に10万ヘクタールに及ぶ山々に数億本の木が植えられる例年にない成果が挙げられました。科学者と技術者が土壌改良・水分補充剤のテラコテムと植物細胞を活性化する促進剤を自力で開発して、一年を通して植樹が可能になりました。

国土管理キャンペーン期間には、植樹だけでなく、道路と河川の整理も行われます。道路と河川の整理など国土管理は、国の経済を発展させ、人民の生活上の便宜をはかり、国土の面貌を一新する重要な事業です。

人民みなの奮闘により、今年の春の国土管理キャンペーン期間に全国的に百数十キロメートルの道路が技術の面で整備され、数十個の橋が新設されました。また、河川整理でもいつにもまして成果が挙げられ、全国的に数千ヘクタールの耕地と数十キロメートルの鉄道、道路を大水から安全に保護できるようになりました。

朝鮮人民は春の成果を秋の国土管理キャンペーン期間にさらに拡大するため努力を傾けました。秋の国土管理キャンペーン期間に良種の木の種子を多量確保する目標のもと励んで、11月の初めまで千数百トンの種子を採種し、前年同期に比べ4割増を記録しました。

わけても、ハムギョン北道*1北部の被災地で軍隊と人民が力を合わせて道路と河川の堤防、橋、鉄路などの復旧工事で連日、奇跡そのものの成果を挙げました。

国土管理に励んで楽土を造ろうとの軍隊と人民みなの熱意により、国土はさらに美しく変わっています。