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2017年8月11日ニュース抜粋

朝鮮民主主義人民共和国強制拉致被害者救出緊急対策委員会スポークスマンの談話

10日、朝鮮民主主義人民共和国強制拉致被害者救出緊急対策委員会スポークスマンが談話を発表しました。

南朝鮮当局が抑留中の共和国の女性の公民達の送還を回避する為、卑劣な謀略行為を続けている事を受けてのもので、談話は、「南朝鮮当局が昨年4月、海外で集団的に拉致した12人の共和国の女性達を強制結婚させる方法で、本人の意思によって南朝鮮に定着して落ち着いた生活をしているかのように見せかけ、共和国の送還の要求を拒もうとしている。これは絶対黙認出来ない特大の罪であり、共和国に対する又一つの許せない政治的挑発である。南朝鮮の為政者達の仕打ちは、共和国の女性の公民達を白昼拉致した朴槿惠集団の天人共に激怒する野蛮な行為と少しも変わっていない。南朝鮮当局は卑劣な茶番劇で共和国の女性の公民達に対する拉致犯罪の真相を覆い隠し、送還問題を有耶無耶にしようという愚かな考えをしてはならない。共和国の女性の公民達の送還を回避する為無理主張したり小細工を弄したりする程、我々の怒りと内外の送還の要求は一層強まり、その悪結果の全責任は南朝鮮当局が負う事になる。我々はこの機会を借りて、キム・リョンヒさんと12人の共和国の女性の公民達の無条件送還が実現する前には、北と南の間に離散家族・親戚の再会をはじめ如何なる人道協力も絶対ありえない事を改めて明らかにする。南朝鮮当局は、北と南の間の人道問題の解決を望むなら、自業自得の謀略行為を追及せず共和国の女性の公民達を一日も早く家族が待っている共和国に送り返さなければならない」と述べています。

日本の安全と未来に関する保証は何か

（時事評論）

日本がアメリカの原爆の被害を受けてから72年が経ちました。人類史上初めてアメリカによって核の惨禍を被った日本人民はもとより、世界が当時の災難を今もはっきり覚えています。世界の人々はアメリカの野蛮な行為に身震いし、核戦争を終わらせ永続平和を実現する為に、反戦平和運動を力強く展開しています。

ところが核の被害国である日本はこうした時代の流れに逆らって、アメリカの侵略戦争遂行の突撃隊・手先となり国際社会の憤激を買っています。日本の反動勢力は、第二次世界大戦で日本が敗れたのは力が弱かった為だとし、前々から軍事大国化と軍国主義海外侵略の野望を果す為躍起になりました。軍事大国化と軍国主義海外侵略の野望の実現で、アメリカのアジア支配戦略に便乗するのを重要な方途と看做しています。それで、日本全土をアメリカの大陸侵略の前哨基地に委ねる一方、日米同盟の強化に諸肌を脱いでいます。

特に日本の反動勢力は、共和国を軍事的に押し潰す為にアメリカの朝鮮侵略政策に積極的に同調する一方、海外侵略の邪魔になる法的制度的物理的障害を一つ一つ解体しています。こうして日本の戦争参加を容認しない平和憲法の基本精神が消えうせ、自衛隊は防衛でなく侵略の為の軍隊として急速に変わっています。日本の反動勢力は海外侵略の野望の実現の為に軍事力強化の名分を立て、上司アメリカを後ろ盾にして何としても朝鮮で新たな戦争起こす為に、共和国の核及びミサイル脅威論を執拗に持ち出しています。日本の反動勢力が、過去、日本に原子爆弾まで投下して甚だしい被害を被らせたアメリカの、朝鮮敵視政策とアジア支配戦略に調子を合わせる方法で、長い間夢見てきた軍事大国化・軍国主義海外侵略の野望を果たそうとしていますが、それは墓穴を掘るも同じ妄動に過ぎません。

アメリカによって朝鮮半島と北東アジアの情勢が極度に緊張しているのは、日本にとっても決してチャンスと言えません。朝鮮半島で戦争が勃発する場合、共和国との交戦国であるアメリカ本土はもとより日本列島も無事では済まないでしょう。共和国は既に国の自主的尊厳と安全の為に保有した核打撃手段が、アメリカ本土はもとより海外駐留米軍基地もターゲットにしている事を明らかにしました。朝鮮半島に近い日本の領土に、共和国を侵略する為の米軍武力が常時駐留している状況下で、一朝事ある時は日本が自ずと共和国の核兵器の射程内に入る事になります。これは朝鮮半島有事の際、日本も決して無事ではいられないという事を意味します。

現実はアメリカの侵略戦争遂行の突撃隊・手先の役を辞める時にのみ、日本の安全と未来が保証されるという事を示しています。

ニュース抜粋2017