20分過ぎれば・・・

ヤンドク温泉文化休養地*1の屋外湯治場の卵を煮る所です。温泉の水温は77℃で、卵を入れればフッ素と硫黄などの薬効成分を吸い込んで煮るとのことです。20分過ぎれば、そのユニークな味を楽しめます。

20分、これは敬愛する金正恩総書記が直々測定してみた時間です。その日は、休養地の建設最中のチュチェ107（2018）年10月31日でした。建設現場の各所を見ていた総書記はふと周りの人たちに溶出口に行って卵を煮てみようと言いました。

17分で卵が煮えるとの答えを聞いた総書記は、では20分間煮てみようといい、腕時計に目をやりました。1秒また1秒・・・人民のために費やす時間より大切な時間がなさそうに、総書記は椅子に座って待っていました。そして、卵を煮る場所を設けてやれば、湯治に来る人が喜ぶだろうと言いました。