160909核兵器研究所声明

朝鮮民主主義人民共和国核兵器研究所の声明

朝鮮労働党の戦略的核武力建設の構想に則り核兵器研究所の科学者・技術者は、北部の核実験場で新たに研究製作した核弾頭の威力判定のための核爆発実験を断行した。

核弾頭の爆発実験が成功裏に行われた事と関して、朝鮮労働党中央委員会は北部核実験場の核科学者・技術者に熱い祝賀を送った。

この度の核実験では、朝鮮人民軍戦略軍ファソン砲兵部隊*1が装備した戦略弾道ロケットに装着出来るよう、標準化・規格化された核弾頭のメカニズム、性能、威力を最終的に検討し確認した。

実験分析の結果、爆発の威力と核物質利用係数等の測定値が計算値と一致している事が確証され、この実験で放射能漏れが全くなく、周囲の生態環境に何の否定的影響も与えない事が確認された。

核弾頭が標準化・規格化されたので我々は色々な分裂物質の生産と利用技術を確固と握り、小型化・軽量化・多種化した、より打撃力の強い各種核弾頭を思う存分必要に応じて生産出来るようになり、我々の核兵器化は更に高いレベルに確固と引上げられた。

この度の核弾頭爆発実験は、堂々たる核保有国としての共和国の戦略的地位を頑なに否定し、我が国家の自衛の権利の行使を悪辣に中傷する、アメリカを始め敵対勢力の脅威と制裁キャンペーンに対する実際的対応措置の一貫で、敵対勢力が我々に手出しするなら我々も反撃する準備が出来ているとの、労働党と人民の超強硬意志の誇示だ。

アメリカの加増する核戦争の脅威から我々の尊厳と生存権を守り、真の平和を守るための国家核兵力の質・量の面での強化措置は続くだろう。

主体105年（2016年）9月9日　平城

ニュース抜粋2016