電子図書館にまつわる話

電子図書館にまつわる話

キムチェク工業総合大学は国の科学技術人材育成の最高学府です。大学の電子図書館の1階のホールには、国の科学技術の大ビジョンを示す偉大な金日成主席の写真が掲げられています。この写真が掲げられたことには、胸を熱くするいわれがあります。

チュチェ95（2006）年1月初め、偉大な金正日総書記がキムチェク工業総合大学を訪れた時のことです。ユニークな佇まいの電子図書館の前で、総書記は明るい微笑みを湛えて、新築された電子図書館が素晴らしい、一目で気に入る、と言いました。

1階のホールに入って、正面の壁に掲げられた美術作品を見た総書記は、金日成主席がキムチェク工業総合大学の教員、研究者と共にいる写真や美術作品を掲げるのが良いだろう、と言いました。次いで、図書館の内部を隅から隅まで見て回った総書記は、大学の教員、研究者と学生が多くのことをしたと高く評価し、1階のホールに戻りました。

例の美術作品の前に立った総書記は、金日成主席は生前、キムチェク工業総合大学を重視し、何度も大学を現地指導した、キムチェク工業総合大学が国の科学技術人材育成の最高学府となったのは、全て主席の優れた導きがあったからだ、と言いました。

しばらく間を置いて、総書記は、歳月が流れ世代が替わっても、主席の革命歴史は永遠に続くだろう、、ただ一筋主席を戴くべきだ、と言いました。そして、新世紀に入った今、主席を戴くことで全ての活動を一貫させるのはさらに重要なこととなる、こういう意味でも、この電子図書館には、主席が大学の教員、研究者と共にいる写真や美術作品を掲げるべきだ、と懇ろに言いました。

正に、総書記の言葉には、いつも主席の姿を心の中に大事にしまい、主席を永遠に戴くことを本分とする総書記の崇高な思いが込められていました。

同行した人たちは、主席が切り開いたチュチェの革命偉業をあくまで完成していく総書記の固い信念を胸に深く刻みました。

（偉人伝）