雑誌「朝鮮文学」

雑誌「朝鮮文学」

朝鮮には文学ファンに人気の雑誌があります。朝鮮文学の顔とも言える雑誌「朝鮮文学」です。

朝鮮初の文学雑誌である「朝鮮文学」は、偉大な金日成主席の格別の関心の中、チュチェ35（1946）年7月、「文化前線」という題号で創刊されました。雑誌は、朝鮮の作家の優れた文学作品を紹介しています。朝鮮の解放後の新しい国づくりの時から今まで、「朝鮮文学」は人民を力づける無言の道連れ、朝鮮の文学発展の布石となりました。

朝鮮作家同盟中央委員会小説文学分科委員会のパク・イルミョン委員長のお話です。

「私だけでなく、多くの作家が『朝鮮文学』を見て、作家の夢を膨らませ、文学通信員の生活を経て現役作家になりました。『朝鮮文学』に載る短編小説と共に小説創作の第一歩を踏み出したと言えます。それで、今も若い作家はもちろん、年輩の作家も『朝鮮文学』を愛読しています。私たちは『朝鮮文学』は作家の夢を育んでくれた図書だと誇りを持って言っています」

作家にとって、「朝鮮文学」は自分の実力を検証される試験場で、舞台でした。「朝鮮文学」を通じて多くの人が人民に愛される作家に成長し、過去の読者が今は雑誌の主人公に登場しています。作家と編集員は、数行に過ぎない詩でも、「朝鮮文学」に投稿する一編一編に愛情を込めています。「朝鮮文学」という題号の「朝鮮」という聖なる呼び名に忠実であるためです。

文学芸術出版社朝鮮文学編集部のホン・チョルチン部長と朝鮮作家同盟中央委員会の作家キム・ウンギョンさんはこう語ります。

「『朝鮮文学』の紙面に私たち編集員の名は載りません。けれど、立派な作品が載ったとの読者の話を聞くたびに、この上ない誇りを感じています。私たちの任務は『朝鮮文学』により良い作品を載せることです。『朝鮮文学』と言う巨木の土となって根を守り、その巨木をしっかり立たせるのが私たちの使命だと思います」

「雑誌『朝鮮文学』は、朝鮮文学の代表格です。私は敬愛する金正恩総書記の時代の作家らしく、また、偉大な金正日総書記が労働党の永遠の同行者、忠実な援助者、立派な助言者と呼んでくれた尊厳ある作家の一人らしく、朝鮮の文壇を輝かすため努めるつもりです。雑誌『朝鮮文学』はさらに立派なものとして光を放つでしょう」

雑誌「朝鮮文学」は内外の多くの読者の関心を集めています。

（文芸作品―その他 2021.04.27）