鋼材の生産に寄与した技術者

鋼材の生産に寄与した技術者

鋼材生産の技術上の懸案を解決する技術者の中には金属工業省のリ・ジェウン主任もいます。リさんは、キムチェク工業総合大学を卒業し、大学院を経て30数年間、金属工業部門の技術者を勤めています。

これまで酸素熱法溶鉱炉の正常な運営に欠かせない冷却系統の技術問題を朝鮮式に解決して鋼材の生産に大いに役立てました。国内の原料と燃料による製鉄システムの構築のため酸素熱法溶鉱炉を建てる当初から重要部品と設備の設計と施工の技術問題を解決するため苦心しました。

科学技術殿堂で最新文献を研究するうちにリさんは酸素熱法溶鉱炉の冷却系統を朝鮮式に解決できる奇抜なアイデアを出しました。それで、キムチェク製鉄連合企業所の生産現場でその導入の難問を解決し、生産アップに大いに寄与しました。

金属工業の主体性と自立性を高めるのに目ぼしい貢献をしたリさんは、今年、博士号を取得しました。

リ・ジェウンさんのお話です。

「この先、新設の省エネ型の酸素熱法溶鉱炉の正常な稼動のための科学技術的問題を国内の実情に合わせて解決するつもりです」

自力で金属工業部門の現存の生産能力を高めるためのイノベーションに、リさんは知恵と情熱の限りを尽くしています。

（経済―工業）