金メダルで輝かした一年

金メダルで輝かした一年

今年も暮れかかっています。今年も共和国のスポーツ選手たちは金メダルで国の名を馳せました。レスリング、ウェートリフティング、サッカー、器械体操、卓球、柔道、ボクシング、射撃などの国際競技で世界選手権を獲得し、多くの金メダルをさらいました。

今年初の金メダリストはテソンサンスポーツ団のコ・ヒョンスク選手。1月、ノルウェーで行われたノルウェーカップ国際スピードスケート大会に出場したコ選手は女子500メートル、1000メートルで優勝候補と目されたノルウェー選手を落として2つの金メダルを獲得しました。

コ・ヒョンスク選手のお話です。

「私にとってこの競技での優勝は今年の初の金メダルを意味しました。私は初の金メダルを祖国にプレゼントしたかったのです」

コ・ヒョンスク選手に次いで2014年国際体操連盟の器械体操チャレンジカップ大会女子体操の段違い平行棒でカン・ヨンミ選手が、2014年ウランバートルグランド賞柔道競技大会の女子78キロ級ではソル・ギョン選手が、2014年アジアレスリング選手権大会女子55キロ級ではチョン・インスン選手が金メダルに輝きました。

一方、サッカーでも目覚しい成果が収められ、国中を喜びで沸き立たせました。2014年アジアサッカー連盟アンダーシックスティーン選手権大会に参加した男子イレブンが優勝して2015年国際サッカー連盟アンダーセブンティーンワールドカップの入場券を手に入れました。第17回アジア競技大会で共和国の女子イレブンも朝鮮式のチームワークを活用して連戦連勝しました。女子イレブンの勝利は世界に波紋を投じました。

「世界およびアジア選手権を保有している日本チームは朝鮮チームにより面目丸つぶれになった」
「朝鮮チームの反撃は信じられないほど優れている」
「それこそ強豪だといえる」

ウェートリフティングでも目覚しい成果が収められました。2014年アジアユースおよびジュニア選手権大会と第17回アジア競技大会、2014年世界選手権大会などで共和国の選手たちは多くの金メダルを獲得しました。

キム・ビョンシク副体育相のお話です。

「今年、共和国のウェートリフティング選手たちが目覚しい成果を収めましたが、特に選手権保持者と世界記録を塗り替えた選手が多く排出したことです。2014年アジアユースおよびジュニア選手権大会ジュニア級の女子44キロ級ジャークでリ・ソングム選手が世界青少年新記録をマークし、第17回アジア競技大会のウェートリフティング男子56キロ級のジャークでオム・ユンチョル選手が世界記録を塗り替えました。特に男子62キロ級に出場したキム・ウンクク選手はスナッチで154キロを成功させてアジア競技大会の記録とアジア記録、世界記録を塗り替えて脚光を浴びました。そして2014年世界ウェートリフティング選手権大会でオム・ユンチョル選手が2度の世界選手権保持者となり、キム・ウンクク、リョ・ウンヒ選手たちは選手権を保持しました」

世界も賛辞を惜しみませんでした。

「共和国のウェートリフティングは世界レベルだ。多くの競技の中で共和国のウェートリフティングの技が一番だ」
「ウェートリフティング強国、世界新記録を主導する共和国」
「神秘的な共和国の選手たち」

これだけではありません。2014年世界レスリング選手権大会男子フリースタイル57キロ級でヤン・ギョンイル選手が優勝して2度の世界選手権保持者となり、第45回世界器械体操選手権大会でホン・ウンジョン、リ・セグァン選手たちが男女跳馬種目でそれぞれ金メダルを獲得しました。また、第7回アジアテコンドー選手権大会で5つのトロフィーと25個の金メダルを獲得して国別ランキング一位になりました。

このように、チュチェ103（2014）年は共和国のスポーツ選手たちが金メダルで国を輝かし、民族の尊厳と栄誉を轟かした誇り高い一年でした。