誰もが木を植える

誰もが木を植える

生れ育った故郷を始め国土を緑豊かな楽土に変えようとの大衆挙げてのキャンペーンが国中に張られています。先ず、森林造成の初の工程である苗木の生産に力が入れられ、各地の育苗場では今年の春の植樹に必要な苗木が充分生産されています。

また、地元の気候と土壌状態、森林造成の目的などをつぶさに把握し、合理的な方法で森林造成をビジョンを持って進めています。特に、木々の共生関係を考慮して、混生林を造成するための取り組みが積極化しています。

ピョンヤンの風致を一層引き立てるための春の植樹で、青年が先頭に立っています。テソン山*1やリョンアク山*2、ムンス峰*3を始め、いたる所で青年たちは良種の木々を念入りに植えています。モランボン区域*4の青年たちは、ピョンヤンの名勝であるモラン峰*5をより立派につくるため、丹精して木を植えています。

ペク・チュンヒョクさんのお話です。

「毎年、モラン峰に登って木を植えていますが、今度は、メタセコイアとトチュウなど数十本の木を持ってきて植えています。私たちは、区域内の公園などに、色々な苗木を確保して、毎週一回以上植えることを計画しています」

青々と生い茂る明日の国土を思い描いて、誰もが木を植えているので、国の姿はもっと美しくなっています。

（経済―その他）