触媒の国産化

触媒の国産化

呉英淑（オ・ヨンスク）：敬愛する金正恩総書記は朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議第14期第5回会議で行った施政演説で、化学工業部門で触媒の国産化を促す事に触れました。触媒の国産化の実現、これは化学工業の自立的発展を促す上でとても重要な課題です。

他の触媒を入れる事で同じ原料でも様々な製品が得られるという事で、各種の触媒を開発するのは化学製品の生産で転機を迎える為の要の1つといえます。 触媒の国産化の為に朝鮮では今すぐ解決が待たれる触媒の生産の工業化の実現に大きな力を入れています。

触媒研究所を持っている全ての企業では自力で必要な触媒を開発し導入する為の研究が盛んに行なわれています。これと共に触媒の種類を増やしその性能を絶えず更新する為のプロジェクトも進められています。

そして時期別の触媒の研究に力を入れながらも、化学工業部門の構造を完備するのに必要な触媒を先を見通して開発するのにも同時に力が入れられています。国内の資源・国内の原料に頼る事、この原則が新たな触媒の開発・その性能を高める上で揺るぎ無いものになっています。

触媒の国産化を促して2021年から2025年までの国家経済発展5ヵ年計画期間に、経済建設と人民生活の向上に必要な化学製品の生産を遥かに高めようというのが朝鮮労働党の意図です*1。

（政策）

• 2021.09.30 金正恩総書記が「社会主義建設の新たな発展のための当面の闘争方向について」という歴史的な施政演説を行いました