良質の野菜を人民に

良質の野菜を人民に

偉大な金正日総書記は人民のための苦労を楽しみとして、一生涯、人民のための現地指導の道を歩み続けました。農業研究院ピョンヤン野菜科学研究所にも総書記の熱い人民愛が及んでいます。

チュチェ100（2011）年3月のある日、研究所を訪れた総書記は、人民の食生活と健康増進に役立つ各種野菜の産量を増やし、栄養価を高めるための研究を深めるべきだと教えました。その教えを実行して、研究所では野菜の新種を育種し、広める上で多くの成果を上げました。

農業研究院ピョンヤン野菜科学研究所は、広い面積のビニールハウスと試作畑、先端のバイテク設備完備の野菜の研究及び生産施設です。ここ数年間だけでも、研究所では野菜の品種の研究と生産でめぼしい成果を上げました。

キャベツや唐辛子、ニンジンなど栄養価と産量が高く、味も良い30種余りのハウスの野菜の品種を育種して国家品種に登録し、国中に広めました。また、水耕ハウスでの野菜の生産で農薬を節約し、労力を省きながらも無公害の野菜を生産できる技術を取り入れ、各種プログラムも開発してビニールハウスでの野菜の作物配置の科学化、集約化のレベルを高めました。

今年も、研究チームは産量と栄養価の高い野菜の新種の育種に情熱の限りを尽くしています。既に達成した研究の成果が現実で功を奏するようにし、バイテクを駆使して美味しくて栄養価が高く、収量の多い品種、優良品種を育種して広めること、機能性品種の育成、世界的に有名な野菜の品種を風土順化させること、先端技術の導入など幅広く深みのある研究を行っています。

キム・グァンチョル主任のお話です。

「食生活が豊かになるにつれ、美味しく栄養価の高い野菜の需要は高まる一方です。ということで私たち科学者、技術者の肩の荷も重いと言えます。これから、野菜の優良品種を育種し、先進的な野菜栽培の技術を完成して人民生活を高めるため尽力するつもりです。研究所の科学者、技術者の誰もがそう思っています」

（今日の朝鮮）