自滅を早める愚かな真似

自滅を早める愚かな真似

アメリカと南朝鮮傀儡集団が、共和国侵略を想定した合同空中訓練である『ビジラント・エース』を史上最大規模で強行しています。

4日から8日まで行われるこの戦争演習に、多用途戦術戦闘機F-22『ラプター』、F-35A、F-35Bをはじめアメリカ侵略軍の戦闘機と傀儡空軍の戦闘機等230機余りの各種戦闘機と、1万2千人の米軍を含む数万人の兵力が投入されているといいます。これについてアメリカと南朝鮮傀儡好戦勢力は、「歴代最大級の訓練、誰かに甚だしい軍事的プレッシャーになる」と虚勢を張っています。アメリカと傀儡好戦勢力が最大規模の合同空中訓練を強行するのは共和国に対する重大な軍事的挑発であり、敵対勢力の核戦争挑発策動が危険な段階に至っている事をそのまま示しています。

アメリカと傀儡集団は毎年年末ともなれば『ビジラント・エース』を開始しましたが、それは主に非公開で行われ参加兵力と飛行機も多くありませんでした。ところが今年は、3種の多用途戦術戦闘機を含めて前とは比べられない程の、数百機の戦闘機と数万人の侵略兵力が投入されています。更に内外の好戦勢力はこの度の訓練が有事の際、核心標的を精密打撃する為の実践さながらの合同作戦能力を熟達完成し、戦時の24時間作戦概念に従う戦闘機の昼夜のスクランブル体制を強化する為のものだと宣伝しています。これはこの度の戦争演習の挑発的で侵略的な性格を赤裸々に曝け出しています。

アメリカと南朝鮮傀儡集団の合同空中訓練は、それでなくても緊張度を増している朝鮮半島の情勢を核戦争勃発の局面へと追い込む、危険な妄動です。今朝鮮半島は鋭い情勢に置かれています。トランプの無謀極まる戦争の暴言によって朝鮮半島の情勢が最大に緊張している中、アメリカは先日3つの原子力空母打撃軍を投入して、朝鮮東海で南朝鮮傀儡集団と共に共和国への先制攻撃を想定した合同海上訓練を行いました。

次いでトランプが共和国を、とてつもなくテロ支援国家に再指定する強盗さながらの暴挙を働き、その為情勢はそれこそ爆発寸前にあるといえます。正に一触即発の超緊張状態で行われるアメリカと南朝鮮傀儡集団の史上最大規模の戦争演習『ビジラント・エース』は、危険極まりないものです。この訓練は一瞬にして核戦争の火蓋を切る雷管になりかねません。

この度の戦争演習は、朝鮮半島と地域の平和と安定を脅かす挑発者、戦争狂としてのアメリカと南朝鮮傀儡集団の狂気沙汰を、そのまま示しています。極みに達したアメリカとその手先の侵略戦争演習は、共和国が自衛の戦争抑止力を全面的に固めて来たのが至極正しかった事への明白な立証です。

アメリカと南朝鮮傀儡集団は、共和国をターゲットにした無謀極まりない軍事的挑発が自滅を早める愚かな真似だという事を、肝に銘じるべきでしょう。

（時事評論）