自力更生の貴い伝統

自力更生の貴い伝統

ラクウォン機械連合企業所は、自力更生の伝統を持っている企業所です。

チュチェ73（1984）年10月22日のことです。当時のラクウォン機械工場を訪れた偉大な金正日総書記は、新築された酸素分離機工場から見ました。その時、工場では初の酸素分離機の製作が終盤で進められていました。

現代工業の誇りとも言える総合的な化学設備の酸素分離機は、人民経済の各部門に切実に必要なものでした。1基を作るのに数百の大小の設備が入り、最新の先端技術と豊かな経験を要しました。

偉大な金日成主席と金正日総書記は、大型酸素分離機の製作がいかに困難でも、自力更生の伝統のあるラクウォンの労働者は必ずやり遂げるものと確信し、この課題をラクウォン機械工場に与えました。主席と総書記の深い信頼に力づけられた工場の労働者は、自力更生の革命精神を発揮して、昼夜を分かたず奮闘しました。

総書記は、酸素分離機の製作が完成段階なら、完了したも同じだと言って、ある大型設備を指して、これも自力で作ったのかと聞きました。酸素分離機の心臓とも言われるその設備の素材は、一部の国の「特許」とされていました。

その大型設備も自力で作っているという答えに、総書記は、あなたたちを信じた甲斐がある、立派だ、酸素分離機の分解もしたことがないあなたたちがこのように精密な機械を作っているのは大したものだと言って、喜びました。

そして、同行した人たちにこんな話をしました。

「ラクウォン機械工場の労働者は自力更生の伝統を見事に受け継いでいます。ラクウォン機械工場の労働者は祖国解放戦争の時と戦後の復興建設の時から今まで主席から与えられた課題を一度も実行できなかったことがありません」

このように、総書記はラクウォンの労働者に深い信頼を寄せました。

限りない感激に包まれている工場の人たちと随員たちを眺めて、総書記は、祖国解放戦争の時と戦後の復興建設の時は廃墟から手榴弾とポンプを作り出し、今は白紙も同じ状態で酸素分離機を作り出したラクウォンの労働者の自力更生、刻苦奮闘の革命精神と模範を国中が見習うべきだ、と言いました。工場の労働者たちはその後、一層精を出して、大型酸素分離機を立派に作り出しました。

ラクウォン機械連合企業所の労働者たちは今も、金正日総書記の遺訓通りに、社会主義強国造りで自力更生の革命精神を高く発揮しています。