自力更生で勝利する

自力更生で勝利する

1950年代の帝国主義連合勢力の侵略を退ける祖国解放戦争は、日本帝国主義の植民地支配から解放されたばかりの朝鮮人民と創建されて2年足らずの共和国にとっては実に力に余る戦争でした。しかし、朝鮮人民は偉大な金日成主席の周りに一致団結し、自分の力を信じて祖国防衛に奮い立ちました。

人民軍軍人は無比の勇猛と犠牲精神を発揮して戦い、後方の人民は戦時生産で偉勲を立てました。軍需工業部門の労働者は電気が切られると手でベルトを回し、やすりで擦って自動短銃を生産し、銃床も国内に豊かな木材で製作して、多くの武器を前線に送りました。

金日成主席の導きの下、自力で収めた勝利だけに祖国解放戦争での勝利はこの上なく大事なものでした。厳しい戦火の中で朝鮮人民は、自分の力が一番で自力更生のみが生きる道であることを痛感しました。

戦争の日々に発揮された自力更生の精神で朝鮮人民は戦後の復興建設を短期間に終え、社会主義工業化も僅か14年で完成しました。1990年代の厳しい試練の中で社会主義を守り、強国建設の強固な土台を築きましたが、これもやはり、自分の力を固く信じたからでした。

まさに、自力更生は朝鮮革命の全過程に常に闘いの旗印、飛躍の原動力となりました。今も、朝鮮人民は自力更生を繁栄の霊剣として、社会主義建設で一大飛躍を遂げています。

1枚の設計図も、経験もない状態で海上鉄橋を見事に建設し、自らの力と技術、原料による製鉄法も確立しました。社会主義建設のどの部門でも無から有を創造し、次々と奇跡を生み出しています。

今日も明日もいつも自力更生で勝利する、まさにこれが朝鮮人民の揺ぎ無い信念で意志です。

（今日の朝鮮）