美徳と美風が国風

美徳と美風が国風

朝鮮では、美徳と美風が人々の生活、社会の風潮、国風となっています。

大流行伝染病が朝鮮に流入した昨年、敬愛する金正恩総書記は、連日、朝鮮労働党中央委員会政治局会議を招集し、危機を乗り切る方途を示して、国家非常防疫司令部とピョンヤン市内の薬局を現地指導し、具体的な対策を取りました。

人民の生命の安全のため、家庭で用意した医薬品を患っている人たちに送った金正恩総書記。 総書記は、防疫の危機を、強固な政治制度と党と人民の一致団結した力、困難な時ほど助け合い、導き合う美徳と情で打開するようにしました。

社会安全省の将校であるキム・ウォンホさんのお話です。

「建国以来の大動乱とも言えるほど厳しかった2022年の90数日間のことを、私は今も忘れられません。その時、金正恩総書記の現地指導のニュースをテレビと放送で聞いて、指導者と制度、人民を守ることを使命としている私も、総書記の志に従いたい思いでした。それで、家で医薬品をいくらか用意して、患っている戦傷栄誉軍人たちに送りました。金正恩総書記はこの些細なことも大事なものとして、全国非常防疫総括会議に参加させ、私たちを高く評価しました。そして、助け合い、導き合うわが人民の姿から、何ものにも比べられない大きな力を得た、このような人民と一緒なら、いかなる試練も乗り越えて必ず勝利するとの確信を新たにしたと話しました。その時、私は助け合い、導き合うわれわれのこの力がどんなに大きいものか改めて感じました」

人徳と情でもって、朝鮮人民は困難で厳しかった防疫大戦に勝利しました。

参戦老兵と戦傷栄誉軍人を暖かく顧み、顔も名前も知らない患者のため自分の血液と皮膚をためらわず捧げた人たち、社会と集団のために一生涯を黙々と捧げ、それに生き甲斐と幸せを求める人々が日増しに増えて、この社会は美しさを増しています。

喜びと悲しみを分かち合い、助け合い、導き合って明るい未来へと進むべきだというのが、金正恩総書記の崇高な志です。

（政治―為民献身）