朝鮮労働党中央委員会第8期第19回政治局拡大会議
朝鮮労働党中央委員会第8期第19回政治局拡大会議に関する報道
地場産業発展の画期的な里程標を確定し明示する処に目的がある朝鮮労働党中央委員会第8期第19回政治局拡大会議が、1月23日から24日まで行なわれました。
朝鮮労働党総書記である敬愛する金正恩同志が会議に臨席しました。
政治局拡大会議には党中央委員会政治局常務委員会委員と政治局委員、委員候補が参加し、党中央委員会の関係部署の人、朝鮮労働党の各道・市・郡の責任書記と人民委員長、朝鮮労働党各道委員会の組織部長と道の設計部門、地場産業工場の建設に係わっている内閣と国家計画委員会等、関係省・中央機関の人、朝鮮人民軍の主な指揮メンバーが傍聴しました。
党中央委員会政治局の委任によって金正恩総書記が会議で司会しました。
金正恩総書記は最高人民会議第14期第10回会議で我が党と共和国政府が国中の全ての市・郡の地場産業工場を一新する事を重要な国策に定め、強力に推し進める構想を党の『地方発展20×10の政策』と命名して出したことについて遡及し、次のように述べました。
私は、今から3年前の2021年3月の第1回市・郡党責任書記講習会で郡の実情に応じて規模を定め、先ず金化郡の地場産業工場をモデルとなる近代的な物に建設し地方の郡の実情に即して運営を正常化する経験を創造してみるようにし、その効果と実利・可能性を検討した後それを踏まえてこれから国中の全ての市・郡に近代的な地場産業工場を全て新しく建設するようにして、地方の人民の初歩的な物質・文化生活の向上を図ってその権益を徹底的に保障し新たな地方発展期を切り開く事について方向付ける指示を与えました。
これに先立って1月15日、最高人民会議の施政演説でも簡略して紹介しましたが、金化郡では実際にそのおかげを十分に被っており我々に国中の全ての市・郡・地方の物質・文化生活の発展可能性に対する明白な認識を持つようにしました。
国の経済的状況と膨大なこの課題の達成の事で党内の一部の政策指導部署と経済機関では現実的で革命的な可能性を探し出せず口先だけで適当に処理し、今度の総会でまで条件が有利な幾つかの市・郡に限って地場産業工場を建設し残りの市・郡はこれから建設出来る準備を進めるという消極的な態度をとりました。
改めて強調しますがこうした方式で革命的な決断と勇気が無く不利な主観的・客観的条件に囚われて口先だけでいい加減にしていては都市と農村の格差を減らし地方経済を発展させる事についての我が党の経済発展の政策を正確に実行する事が出来ず、いつになっても人民生活で確実な変化を遂げる事が出来ないという事を二言を要さず言い訳無しに認めなければなりません。
今の時点で革命的な方略を立て市・郡の経済的資源と原料源を最大限効果的に造成し利用して地場産業を全面的にバランスを取って発展させられるようあらゆる面から措置を講じ、其々の地方経済の特色のある発展を図りそれに対する投資の幅を拡大し互いに競い合う風潮を作って多角的な成長を促すのは、地方の人民の物質・文化生活の水準を一段と引き上げる上でも極めて緊迫した当面の課題となり我が党の社会主義地方発展政策の将来的見地から見てもとても重大で責任的ある時宜適切な選択・決断となります。
地方の人民に味噌・醤油等と食品・一般消費財をはじめ初歩的な生活必需品も十分提供せずにいるのは、今、我が党と政府にとって到底背を向けられない深刻な政治的問題として提起されています。
こうした現実を認めたのに基づいて今度の最高人民会議で施政方針として闡明された我が党の『地方発展20×10の政策』はこれまで口先だけでやっていた理想とプロパガンダでなく実際に計画性を帯びた実行の保証に基づいて決断した一つの巨大な変革的路線で、地方の人民の初歩的な宿望を叶えてあげ人々の認識領域に抜本からの改変をもたらす為の一つの巨大な革命であると同時に世紀の宿望の事業となります。
これは一時的な欲望と熱意だけでは正しく進める事が出来ず必ず科学的な闘争方略と正しい方法論、具体的な対策を緻密に大胆に立てたのに基づいて革命的な実践行動で移してのみ達成する事が出来ます。
今、地方の経済全般は初歩的な条件も整えていない極めて劣悪な状態にあり地方毎に地理的環境と経済的潜在力・生活環境で深刻な不均衡・格差が著しいだけに、具体的で実践可能性が確実な計画とはっきりした方案を出して一つ一つ科学的打算の下に正確に実行して初めて早い内に全国的範囲で地域人民の初歩的な物質・文化生活の水準を一段と飛躍させる実際的な変革をもたらす事が出来ます。
我々が社会主義の全面的発展期を開く為の転換的局面の要求から出発して社会主義の新たな理想農村の建設が持つ重要性と〓〓〓を深く認識し既に手配した農村振興の大変革を膨大な闘いで遂げている状況下で、地場産業の全面的発展というまた一つの分野・また一つの巨大な革命段階を並行させて厳格に遂行するというのは決して言うほど易しい事ではありません。
しかし私はこれを遣り遂げようとしています。消極的なものは体質的に合っていません。可能なのか？ 必ず出来るものでまた遣り遂げるでしょう。きっと遣らなければなりません。私は必ず地場産業発展の実際的な変化を遂げて人民の期待に少しでも報いるつもりです。
あらゆる方面で都市と農村、中央と地方の格差を減らし共に発展を遂げる文化的な社会建設を推し進め、別けても地方の人民の福祉を増進させ権益を守り地方と農村の生活環境の改善に優先的な力を入れるのは我が党が目下堅持すべき重要な原則で社会主義の全般的発展期を開く為に必ず実行すべき政治闘争の課題です。
私がこの前の施政演説でも強調した事ですが我々は絶対手を拱いて形成と条件が良くなるよう待っているのでなく、人民の為の本来の任務に忠実である為もっと多くの仕事を探し出し進んで責任感を燃やして新たな政策を策定しその実行に自信に満ちて挑戦しなければなりません。
金正恩総書記は「正にそうである為、我々は『地方発展20×10の政策』の実行に関する問題を討議し決定する為党中央委員会政治局拡大会議を招集した」とし、拡大会議で討議する議案を提案しました。
政治局拡大会議では党の『地方発展20×10の政策』を強力に進める事についての問題が基本の議案として取り上げられ、重要政策のプロジェクトの工事の早急の〓〓〓と道・市・郡の自立的発展の為に講じるべき対策となる問題が上程されました。
基本議案についての報告を朝鮮労働党中央委員会金才龍（キム・ジェリョン）書記がしました。
金書記は「我が国家の繁栄・発展と人民の福祉増進の為の闘争の道のりに画期的な転換の局面を開く事になる『地方発展20×10の政策』は、金正恩総書記が地方の人民の生活改善の為の血の滲むような苦心と苦悩の中政策の方向付けをし、経験の蓄積段階を経てその実現の可能性まであらゆる方面から確定したのに基づいて国策として厳かに宣言した最も革命的な地場産業発展の戦略的大綱領だ」と述べました。
金正恩総書記が『地方発展20×10の政策』を世界に宣言した経緯に触れました。
「国中の地場産業工場を遠い将来でなく近い10年内に年次別に完全に改変して新時代の農村革命の綱領を〓〓〓し、近代的な農村住宅に住む農村の住民をはじめ地方の人民の物質・文化生活を飛躍的に向上させようとの総書記の揺るぎ無い決心と意思が込められている」とし、新たな地場産業発展の政策の正しさと全面的国家繁栄の実現にでも要の意義について強調しました。
報告に次いで発言がありました。
党中央委員会政治局は『地方発展20×10の政策』の実行での経済実務上の諸問題の対策を講じる為の分科別研究及び協議会を組織しました。
金正恩総書記が研究及び協議会の運営の方向関連の貴重な事を教えました。
総書記は「参加者皆が政策の実行での経済実務上の諸問題を具体的に検討して目的の重大事業が実際的な結実に繋がる方向へと志向されるように」と述べました。
そして各道別に毎年2つの郡ずつ地場産業工場を建設する条件の下で計画と集中性・将来性を確固と保障する原則で郡の手順を正しく定める事、一律性を警戒し当の市・郡の経済的潜在力と専門性・地域の大きさと人口に合わせて生産指標を正しく設定する事、工場の運営に必要な技術者と熟練工をを先を前もって養成する事、建設チームの編成と整然たる活動システムの樹立をはじめ具体的で緻密な対策を立てる事に主眼を置いて研究と協議を深める事に触れました。
政治局拡大会議は総書記が示した討議の方向によって分科別研究及び協議会を両日にかけて行いました。
党中央委員会政治局メンバーが研究及び協議会を指導しました。
研究及び協議会の過程に提案された合理的で現実可能な方案と革新的で発展志向的な意見が決定の草案に十分盛り込まれました。
党中央委員会趙甬元（チョ・ヨンウォン）組織担当書記が完成した決定の草案を政治局に提起しました。
金正恩総書記の提案によって政治局拡大会議では党中央委員会政治局委員候補と全ての傍聴者にも議決権が付与されました。
政治局拡大会議では党の地場産業発展の政策を強力に推し進める事についての決定が全会一致で採択されました。
朝鮮労働党中央軍事委員会委員長の命令『地場産業の革命を起こす事についての党中央委員会第8期第19回政治局拡大会議の決定実行に人民軍部隊を動員する事について』を党中央委員会の朴正天（パク・チョンチョン、パク・ジョンチョン）書記が伝えました。
金正恩総書記が命令に直筆の署名をし朝鮮人民軍総参謀長に直接手渡しました。
政治局拡大会議では次の議案として人民の福祉増進の為の重要政策のプロジェクトの工事の成功裏の完結の為の党の重大措置が討議・決定され、道・市・郡の自立的で円滑な発展を持続可能に保障する為の実務的な対策が講じられました。
敬愛する金正恩総書記が綱領となる結語『党の「地方発展20×10の政策」を強力に推進する為に』を述べました。
参加者皆は金正恩総書記の綱領となる結語を全面的に支持しました。
（※短波放送の聞き書き、一部不明）
金正恩総書記が朝鮮労働党中央委員会第8期第29回政治局拡大会議で綱領となる結語を述べました
朝鮮労働党総書記である敬愛する金正恩同志が1月24日、朝鮮労働党中央委員会第8期第19回政治局拡大会議で綱領となる結語『党の「地方発展20×10の政策」を強力に推進する為に』を述べました。
金正恩総書記は結語で、党中央委員会第8期第19回政治局拡大会議が今後の地場産業の確実で急速な発展を実現し国家の全面的繁栄に大きな力となる『地方発展20×10政策』の実行対策と政策上の主なプロジェクトの工事を推し進めて締め括る為の問題を慎重に討議し決定した事に大きな満足の意を表わし、妙香山での政治局拡大会議の戦略的意義を評価しました。
金正恩総書記は「我々は継続革新・継続前進で一貫されている朝鮮革命特有の闘いの伝統と気概を一層発揮して、果敢な行動実践で今日の意義ある決定が必ず欠点無しに変革として現われるようにすべきだ」とし、政治局会議で討議し決定した事項を実行する上での重要問題を強調しました。
そして「党と政府の指導幹部が数千万の人民の大いなる信頼を一生の命綱と見做し本会議の決定を最も徹底的に最も完璧に貫く上でその使命と本分を全うして、この地の何処（いずこ）でも人民の幸せの笑い声が響き渡るようにすべきだ」とし、「自信と勇気を百倍にして偉大な我が偉業の新たな変革的結実の為に、社会主義の全面的発展の為に、偉大な我が人民の福祉の為に、力強く闘って行こう」と熱く呼びかけました。
（※短波放送の聞き書き）
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