空中サーカスのトップを目指して

空中サーカスのトップを目指して

「世界最高の空中サーカス」、「世界サーカスの花形」、「朝鮮の空中サーカスの神秘」・・・世界は、朝鮮の空中サーカスに惜しみない賛辞を送っています。

国立サーカス団の副団長チェ・ソンイルさんのお話です。

「世界のサーカス界で朝鮮の空中サーカスは、朝鮮のサーカスのシンボルと呼ばれています」

空中サーカスは、空中回転の回数によってその水準が評価されます。世界の目からうろこが落ちたのは、朝鮮の空中サーカスを見たときからです。

チュチェ72（1983）年11月、ロンドンで第8回世界サーカス選手権大会が行われました。当時、空中回転の世界記録は3回でした。その大会で朝鮮のサーカス俳優たちは3回半の空中回転をこなし、空中サーカスの歴史を自慢してわれはと思う国々をリードしました。

しかし、朝鮮のサーカス俳優たちは、これぐらいに満足しませんでした。目標は空中サーカスの世界トップでした。その時から今に至るまで、空中サーカスの先端を目指して発展を重ねました。

その日々、世界の空中サーカスの歴史で神話とも言える技が次々と生み出されました。前方4回転、4回転ひねり、前方5回転・・・難易度の高い技をこなすというのは、決して容易なことではありませんでした。しかし、空中サーカスで世界の絶頂を極めようとのひたむきさと血のにじむような努力は不可能を可能にし、成功をもたらしました。

その後、朝鮮の空中サーカスはモンテカルロ国際サーカス祭典、中国呉橋国際サーカス祭典をはじめ世界の有名なサーカス祭典で最優秀賞を授かり、世界は遥かに発展した朝鮮の空中サーカスに目を見張りました。常に新たな目標を目指すサーカス俳優たちの熱意は今も変わっていません。

国立サーカス団の俳優キム・ハクさんのお話です。

「他人には不可能なことでも可能にし、より高く飛躍して、誰も追いつけない空中サーカスの新しい境地を切り開こうというのが私たちの目標です。その実現に向けて私たちは全力を尽くすでしょう」

（今日の朝鮮）