科学技術の先端を突破する

科学技術の先端を突破する

朝鮮の科学者、技術者が科学技術を発展させて経済強国を建てるために励んで、成果を達成しています。

その中には金日成総合大学物理学部の凝縮状態物理研究所の科学者たちもいます。人民経済各部門で広く利用されている超硬質の研磨及び切削工具を自力で開発する目標を掲げて、研究に全身全霊を打ち込んできました。

研究所の研究室主任チャ・サンジュンさんのお話です。

「研究所では耐熱性に優れ、耐久性も長い新たなプラスチックを取り入れて、高性能のプラスチックの結合による超硬質材料の研磨工具を開発するための研究を重ねました。その過程に数値制御工作機械に使われるプラスチックの結合による金剛石の研磨砥石の製造に成功しました。これと共に知恵と力を出し合って製品生産に必要な工程確立の土台も築きました」

成果におごることなく、研究所では国内に豊かな金属の結合による金剛石の研磨工具を開発するため自力自強の精神を強く発揮しました。こうして合理的な設備を製作し、科学技術上の難問も解決しました。

研究所で耐久性の長い金属の結合による金剛石の研磨砥石の製造のための技術工程を確立して、工業的な方法による製品生産の見通しがつきました。研究所で生産した超硬質材料の工具は高効率、コストダウン、耐久年数の増大と言うメリットがあります。

自力更生で科学技術の先端を突破しようとの研究所の科学者たちの努力によって、国の経済発展に役立つ科学技術の成果が引き続き達成されるでしょう。

（今日の朝鮮）