私たちの最高司令官（金正日）

私たちの最高司令官

朝鮮人民軍が政治・思想と軍事・技術の面で申し分なく、本分を全うする秘訣の一つは、熱い愛情と信頼に基づく最高司令官と軍人の間の血縁の繋がりにあります。

偉大な金正日国防委員長は軍人のいるところなら、いくら遠く険しい道もいとわず、訪ねて行きました。チョル峰*1やオソン山*2のきわどい山道、荒波をかき分け、敵軍と対峙する最前線の危険千万な道も歩みました。

いつでしたか、人民軍の指揮メンバーは、どうか最前線には出ないようにと国防委員長に頼みました。その時、国防委員長は、今、最前線では私の多くの息子、娘が国の守りについている、前線で警戒勤務に当たっている息子、娘たちの軍務生活を調べ、励ますためにも前線地帯へ行かなければ、と言いました。

絶え間なく続く前線視察の道には次のような話もあります。闇の中を走っていた車が目的地にほぼ着いたとき、国防委員長は時計を見て車を止めさせました。随員たちは首を傾げました。

国防委員長は、このまま入ればぐっすり寝入っている兵士たちを起こすことになるだろう、第一線で国を守るのに苦労も多いだろうに2時間ぐらい待ってから行こう、軍人たちが起きて朝食を取った後に入ろう、と言いました。

そして部隊を訪れては兵舎と食堂、副食物の倉庫、風呂つき洗面所などを詳しく見るなど、兵士たちの生活を親心で顧みました。また、軍人たちの歌も聞き、別れを惜しむ兵士たちと共に記念写真も撮りました。

このように、兵士たちを訪ねて歩み続けたその道は、最高司令官の前線視察である前に愛情を注ぐ優しい父の歩む道でした。

（フィーチャー　20年間も最高司令官として）