研究型大学の建設は重要な教育政策

朝鮮労働党は教育の世界トレンドと現状に応じて、研究型大学の建設を教育部門の重要課題とし、その実現に深い関心を持っています。

今年6月に行われた朝鮮労働党中央委員会第8期第8回総会では国内の主な大学を世界と渡り合う研究型大学につくることが再び強調されました。研究型大学は、学術の面で最高レベル、また、人材養成の面で総合型、創造型の人材の育成が、科学研究の面で基礎科学理論と新技術の開発がメインです。

先端科学技術の殆どが研究型大学で開発されるため、こうした大学は科学教育と技術開発の中心となり、国力評価のバロメーターの一つとなっています。

朝鮮労働党の研究型大学建設の方針は、先ず、主な大学で土台と水準のある学部、学科を世界の覇権を握る一流の学部、学科につくり、追いつけ追い越せ・見習い運動を展開してその数を増やすことです。そのため、研究型大学、一流学科の建設を党の教育政策に則って正しい方法で進めるようにしています。

先ず、研究型大学の基準、一流学科の基準を朝鮮式に正しく定め、教育の世界トレンドに合わせて科学的に、合理的に行っています。そして、教育のメカニズムを教授主導から研究本位に取り替え、進んだ人材養成システムを確立しています。

また、教育メカニズムの革新に教育の内容と方法を追いつかせ、大学を先端科学研究と国際学術交流の拠点につくり、実験・実習の土台だけでなく、教育条件と環境も最高レベルで完備することに引き続き力を入れています。

朝鮮労働党の研究型大学建設の方針は次に、主な大学で得た経験を他の大学に一般化して研究型大学の建設を促すことです。

朝鮮労働党の指導の下に研究型大学、一流学科の建設が推進されれば、朝鮮の各大学は名実共に人材の原種場、競争力のある科学研究の拠点、社会・経済発展の拠点に変わることでしょう。

（政治―政策）

2023.09.05の記事、画像無し

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