異常気象に対応できる農法の確立

異常気象に対応できる農法の確立

カン・ソンヒ（カン・ソニ）：はい、『異常気象に対応出来る農法の確立』というテーマですが…。

男性（名前は不明）：そうですね。この前、朝鮮労働党中央委員会第8期第5回総会が開かれましたね。

カン・ソンヒ：はい。会議では自然災害から農作物を最大限保護出来るよう、前もってその準備に万全を期す事が強調されました。

男性：そうです。近年朝鮮では台風をはじめ異常気象の現象が続け様に表われました。

カン・ソンヒ：はい、それで農作物の生育に悪影響を及ぼしています。

男性：はい。これは「災害性異常気象を決まった事とし、農作物の保護対策を徹底させるのに万全を期すべき」という事を示唆しています。

カン・ソンヒ：高温と日照り、台風と大水、どれもこれも酷いものですね。

男性：はい。だからと言ってそれを乗り切る科学的な農法が無いのではありません。

カン・ソンヒ：つまり科学的な農法は必ず有るという事ですか？

男性：そういう事です。例えばですね、朝鮮では1970年代に殆ど毎年といってよいほど異常気象の現象が続きました。

カン・ソンヒ：でも最高収穫年度の水準を相次いで突破しましたね。

男性：はい、農業にとても不利な時だった昨年も災害性異常気象の現象、そしてハードルになる要因に前々から対応して穀物の生産で確実な成果を達成しました。

カン・ソンヒ：災害性異常気象を乗り切れる方法は他でもない科学農業という訳ですね。

男性：単に対応するだけではなくそれに主導的〓〓〓、次第にそれに適応する為の科学的なシステムと方法を確立すべきです。

カン・ソンヒ：そうして初めて災害性異常気象に能動的に対応出来るという事ですね。

男性：そうです。朝鮮では地帯別・地域別の特性に合わせて作物と品種を配置しています。

カン・ソンヒ：はい、これによって災害性異常気象による被害面積を減らし収穫高への影響も減らしています。

男性：また先進的な農業科学技術に頼って栽培方法を引き続き革新してます。

カン・ソンヒ：はい。色々な営農技術を積極的に活用して如何なる条件下でもヘクタール当たりの収量を高めています。

男性：『科学農業の力で気まぐれな天気に勝ち抜こう』、これが朝鮮の農業部門の人達の意思ですね。

カン・ソンヒ：はい。

（政治）

• 2022.06.11 朝鮮労働党中央委員会第8期第5回総会拡大会議に関する報道