生まれも育ちも宮殿

生まれも育ちも宮殿

産声上げると赤ちゃん宮殿
学校に上がると少年宮殿

歌にもありますが、朝鮮の子供たちは、生まれる時から宮殿のような素晴らしい病院で一切の医療ケアを受けています。ピョンヤンには、朝鮮人民はもちろん世界の多くの人々にも広く知られている有名な産科病院のピョンヤン産院があります。

いつでしたか、ある国の女性がピョンヤン産院を訪れたことがありました。駐朝パレスチナ外交代表だったムスタファ・サファリニさんの夫人であるヤスミンさんでした。ヤスミンさんは、高価な宝石がちりばめられたホールの床を撫でて、こう言いました。

女性たちが金糸銀糸で絨毯を織り込んで「神様」とか「王様」の足元に敷いたという話は聞いたが、一国の指導者が子供が生まれる産院に宝石の絨毯を敷いたという話は初めてだ。私もここで治療を受けたい。

その後、ヤスミンさんは願い通りにピョンヤン産院で治療を受け、結婚して10年目にかわいい娘を産みました。その赤ん坊が偉大な金正日総書記が名づけ親となったチンダルレ*1さんです。

世界の人々が感嘆してやまない赤ん坊の宮殿で、朝鮮の子供たちが産声を上げています。

ピョンヤンの都心にある知・徳・体の総合的な教育の場で、課外教育施設であるピョンヤン学生少年宮殿です。チュチェ52（1963）年9月オープンしました。

ピョンヤン学生少年宮殿のリ・グムリョン副総長のお話です。

「偉大な金日成主席は、国の解放後の1947年10月、ピョンヤン市内の商工家と席を共にしました。まだ国が創建される前なので、多くの計画と仕事が実行を待っていましたが、主席は、何よりも児童宮殿を建てる計画を持っているが、皆さんが出す喜捨金をその建設に使うのはどうかと聞きました。そして、昔は王が宮殿を占めていたが、解放されたわが国ではかわいい子供たちが宮殿を占めなければならないとし、児童宮殿の用地にチャンデと言う丘の上があつらえ向きだと言いました。ですが、児童宮殿の建設は厳しい祖国解放戦争のため中断されました。戦後のある年、主席は、わが国では子供たちが国の王様だ、かわいい子供たちに新しい宮殿を建ててあげようと言いました。戦後復興建設の苦しい時に、最初、予想したことより6倍も大きく宮殿を建てるようにし、『ピョンヤン学生少年宮殿』と名づけました。偉大な金日成主席と偉大な金正日総書記はその後、この宮殿だけでなく、国の至る所に子供たちのための宮殿と会館、キャンプ場を建てるようにし、何度もその管理運営に必要な設備と多くの楽器を贈りました」

今は、敬愛する最高指導者金正恩委員長の深い思いやりの中、メルヘンの世界を思わせる宮殿とキャンプ場が新築または増改築され、子供たちを迎え入れています。

このような深い温情こもる宮殿で、希望通りに思う存分才能を伸ばして、将来の英雄、博士が育ち、国の未来が育まれています。生まれも育ちも宮殿で、そこで美しい夢を花咲かせる朝鮮の子供たちは心楽しく歌っています。

素敵、とても素敵
子供が王様のわが国一番

（フィーチャー）