気高い品性

気高い品性

リ・ボイク*1女史は偉大な金日成主席の祖母です。女史は息子、孫みなを日帝に奪われた国を取り戻す聖なる革命闘争に立たせ、その後押しをした熱烈な愛国者でした。

女史は、息子のキム・ヒョンジク*2先生に国を取り戻すためには覚悟をして最後まで闘わなければならないと言い、先生の革命活動を積極的に手伝いました。そして息子などが獄につながれ、侵略者によって犠牲にされた時も国が解放される日は必ず来るという信念を持っていました。

社会科学院の金日成主席と金正日総書記の革命歴史の研究所の所長、博士、助教授キム・インスクさんのお話です。

「リ・ボイク女史を一言で特徴付けるなら強い精神を持っている朝鮮の女性、と言えるでしょう。貧しく、不幸で、気立ての優しい人たちにはこよなく優しく接するが、人でなしは厳しく叱り、いかなる強権や不義を押し付けても屈しない、これがまさに女史の気性、気概でした」

女史の強い気性は日帝が策謀した「帰順工作」の日々のことを見てもよくわかります。日帝に強いられて、金日成主席が革命活動を展開している中国東北地方の険しい山中を引きずり回されながらも、女史は日帝とその手先たちの執拗な懐柔と脅威にめげず、お前たちが私を殺そうものなら、孫がお前たちを放っておきはせんぞ、と言って、振るえおののかせました。

このように強権や不義を押し付けられても屈しない強い信念と節操、これがリ・ボイク女史の気高い品性でした。

（偉人伝）