母親の幸せとは

母親の幸せとは

11月16日は朝鮮で母の日です。この日を迎え、数千数万の息子と娘を産み育てた母親への尊敬の歌が響き渡ります。

うれしい時も　つらい時も
いつも先に打ち明ける
あ　オモニ　あなたの腕は
やさしく　この身　抱きとめる

愛しい息子と娘のお祝いの挨拶を受ける時、朝鮮の母親たちが思うのは幸せをもたらしてくれた不世出の偉人たちへの限りない感謝の念です。

社会科学院の金日成主席の革命活動歴史研究所の所長、博士、助教授のキム･インスクさんのお話です。

「1961年11月16日、偉大な金日成主席の臨席の下、全国母親大会が盛大に開かれました。この日、主席は『子供の教育における母親の任務』と言う歴史的な演説をして、子供の教育と社会主義建設に奮闘している母親たちに朝鮮労働党中央委員会と共和国政府の名で感謝しました」

朝鮮の母親たちは、1950年代初めの、アメリカと帝国主義連合勢力の侵略を退ける祖国解放戦争の時も、家庭の安逸より国の運命を先に思って、夫と息子、娘を前線に送り、後方で戦争勝利のために励みました。

戦後の復興建設の時も、困苦欠乏に耐えて、親のいない子供たちを肉親の情で育てた勤勉で人情に厚い母親たちでした。主席は、こうした朝鮮の女性たちに限りない恩情を施しました。

大人になり　年を重ねど
子供のように　甘えたい
…

帝国主義者の押しつぶし策動のため国が厳しい試練に耐えていた1990年代後半も、偉大な金正日総書記は、社会中に女性を尊重する気風を確立するようにし、母親と子供に対する国家的な保護と恩恵がくまなく行き届くよう気をくばりました。

キム･インスクさんは話します。

「母親たちが営む幸せは、主席と総書記の崇高な念願をそのまま受け継いだ敬愛する金正恩元帥によってさらに大きくなっています。金正恩元帥は、2012年、ピョンヤンで開かれた第4回全国母親大会が子供を国の真の息子、娘に育てている母親の誇りが溢れる喜びいっぱいの大会合になるよう導きました」

その配慮、その恩情に報いるため今も、朝鮮の母親たちは息子、娘を多く産み、立派に育てて英雄に、革新者に、模範軍人に押し立てています。

その通りです。太陽の光と熱があって万物が蘇るように、偉大な指導者、偉大な朝鮮労働党の導きがあって、共和国の母親たちが営む幸せがあるのです。