歴史遺跡―ケソン瞻星台

歴史遺跡　開城瞻星台

ケソン瞻星台は、開城にあるコリョ、高麗時代の天文台です。 コリョは918年から1392年まで存続した封建国家です。

ケソン瞻星台は現在、花崗岩を加工して造った台だけが残っています。元々台の上には天文観測器具が取り付けられていました。台の平面は方形で、それは石の柱と床から成っていました。台の高さは2.8メートル、その一辺の長さは2.6メートルです。

石の柱は合わせて5つですが、その内4つは方形平面の四隅に立て、残りの1つはその真ん中に立てました。石の柱の下は台石で支えました。石の床には、観測器具を設置するのに使われたと見做される穴があります。

台の四面は、東、西、南、北の方位と一致します。台は施工が精密で堅固になっており、その加工方法からして当時、建築術が相当高かった事が分かります。

世界文化遺産に登録されたケソン瞻星台は、朝鮮で天文現象の観測が久しい前から行われて来た事を見せる貴重な歴史遺跡として、共和国政府の民族遺産保護政策により、保存管理されています。

（観光）

開城瞻星台は開城市にあるコリョ、高麗時代の遺跡です。

コリョ：918―1392年存続

今は花崗岩を加工して築いた台だけが残っています。元は台の上に天文観測機器が設置されていました。台の四方は東西南北と方位と一致します。

コリョの天文観測の水準と建築術を見せる開城瞻星台はチュチェ102年（2013）6月、世界文化遺産に登録されました。

（観光）