校庭に満ち溢れるスポーツの熱気

校庭に満ち溢れるスポーツの熱気

ピョンヤンのサドン区域*1にあるトゥロゥ高級中学校*2は、スポーツで有名な学校の1つです。注目されるのは、バレーボールの技が全般的に高いということです。スポーツ・クラブの選手だけでなく、生徒みながスポーツに意欲を示しています。

副校長のキム・グムスンさんのお話です。

「生徒みなが丈夫な体で熱心に勉強するようにするためには、活発なスポーツのムード作りが必要でした。それで、任意の場所でもトレーニングできるバレーボールに関心を持ち、独特な方法で試合を行いました」

各クラスの出席簿から任意の生徒を指名する方法で選手を選び、1人残らず試合に参加させました。初めは下手なので、笑い種になることもありました。しかし、負けず嫌いの年頃でもあって、スポーツの授業時間はもちろん、暇の時や放課後、トレーニングに熱中する生徒たちが増えました。

早朝から学校のグラウンドでは、担任教員の指導の下、クラス別に猛訓練が行われました。学校ではクラス別、学年別に、または他の学校と頻繁に試合を行い、生徒たちの熱意を盛り上げました。スポーツの熱気の中、生徒たちの学科目の成績も目に見えて上がりました。

教員たちは授業の内容をバレーボールの技、コツと結び付けて説明し、生徒たちは知識の認識能力と活用能力を原理的に身につけました。これだけではありません。スポーツの熱気に伴って、生徒たちの間で互助の精神が満ち溢れ、道徳気風も確立されました。

スポーツの熱気に包まれた小さい校庭で、生徒たちは知、徳、体を兼ね備えた未来の担い手に立派に育っています。

（今日の朝鮮）