果てしなく広がる夢（紋新初級中学校）

果てしなく広がる夢

親なら誰でもわが子が立派な人になることを願うものです。この願いはどんな教育を受けるかにかかっています。

ピョンヤンのトンデウォン区域*1にあるムンシン初級中学校*2の課外クラブが注目を浴びています。学校では、20あまりの課外クラブが運営されています。1年の時から生徒は、素質と趣味によって一つ、または二つの課外クラブに入って勉強します。

進学と共に、父兄の意見と生徒の実力に見合う、より細分化した課外クラブに入らせています。初期のクラブ活動は生徒たちに自信を持たせ、進学と共に生徒たちがさらに自信を持って主動的に才能を磨くようにしています。

この学校で課外クラブの運営が本格化したのは数年前からでした。当時、学校の課外クラブは数学と音楽、スポーツなど一部の科目に限られていました。このままでは生徒みなを個性を持つ人材に育てることができませんでした。

学校では生徒の素質と才能を把握するため、学課コンテストを様々な形と方法で行い、クラブの数を増やしました。そして、生徒みなが課外クラブに入って勉強するようにしました。

学校のこうした課外クラブの運営は、生徒の知的成長に大いに役立ちました。その結果、昨年だけでも、この学校の多くの生徒がピョンヤン第1中学校を始め英才教育の学校に入学しました。

教員のチェ・スギョンさんのお話です。

「課外クラブを運営して、今までの授業の欠点も知り、それを実践に具現してそのメリットが分かりました。これからも課外クラブの成果と経験を踏まえ、生徒を知・徳・体を兼ね備えた創造型の人材、実践型の人材にしっかり準備させようと思っています」

生徒が百人なら百の教育方法を見出そう。教員の中では色々な教育方法を編み出し、課外クラブの運営をより活発に行うための競争熱風が起こっています。

この競争熱風の中で、生徒たちの夢は果てしなく広がっています。

（今日の朝鮮）