朝鮮労働党―レスリングの強豪

朝鮮労働党の導きの下　レスリングの世界的な強豪

先日、世界レスリング連合がレスリング選手の世界ランキングを発表しました。ランキングは体重別に決めたものです。それによりますと朝鮮のヤン・ギョンイル選手が男子フリースタイル57キロ級で1位に選ばれました。

2009年世界レスリング選手権大会男子フリースタイル55キロ級でチャンピオンになったヤン・ギョンイル選手は2010年、ロシアで行われたイワン・ヤリギン記念グランド賞レスリング競技大会で、2011年アジアレスリング選手権大会で連勝しました。その後、ヤン選手は2014年世界レスリング選手権大会男子フリースタイル57キロ級で又もや優勝し、世界選手権の2連覇を果たしました。

レスリングの世界的な強豪として脚光を浴びたヤン・ギョンイル選手。ヤン選手はピョンヤンのソソン区域*1青少年スポーツ学校で10歳の時からレスリングを習いました。ヤン選手の初のインストラクターチョン・チョルス''さんに言わせますと、ヤン選手は適性体質の持ち主。頑丈な体格と天性の力、スピードは急テンポを裏打ちしています。

12歳の時、もはや、46キロ級の少年レスリング強豪になりました。その後、金日成総合大学のリョンナムサンスポーツ団で現役生活を始め、間もなく、国内ユース選手権大会で優勝しています。

現役生活を始めてから1年振りに国家代表チームに加わって、技術をさらに磨き、国際競技にも出場することが出来ました。その時、ヤン選手は自分の早い成長はレスリング選手としての適性体質にある、適性体質に猛訓練、それが金メダルへとつながる、と思ったとのことです。

しかし、ヤン選手は現役生活を通して、決して肉体が許す限りの汗だけを流して金メダルを獲得することは出来ないということを体験しました。2007年の世界レスリング選手権大会でランキング入りを果たせないまま帰ってきたときは、恥ずかしくて頭を上げることが出来なかったとのことです。

しかし、国ではヤン選手を大いに励まし、今後の競技の成果のために合理的な訓練の条件を保障してやりました。一人前にならない自分を叱るどころか、もっと大きな信頼を寄せる国の前でヤン選手はその恩に報いる決心を固めました。その時からヤン選手は必ず金メダルで国の栄誉を輝かせる一念に燃えました。

ヤン選手は昼夜を分かたず、難易度の高い技術を自分の持ち技にするのに傾注し、忍耐力と肉体的能力を高めることにも力を入れました。その目標は一つ、金メダルを獲得することでした。

血の滲む努力によってヤン選手は国際競技で連勝して金メダルで国の栄誉を轟かせ、2度も世界選手権を保持しました。レスリングの世界的な強豪になりました。

優勝の秘訣について聞かれるたびにヤン選手は、私たちが流している汗に金メダルで国を輝かす愛国の精神を込める時、いつも勝利することができると言っています。