朝鮮の衛星が宇宙を飛んでいる

朝鮮の衛星が宇宙を飛んでいる

激動の2012年にまた一つのショッキングなニュースが伝えられました。

―12月12日、実用衛星「クァンミョンソン3」号の第2号機の打ち上げに成功―

12月の朝鮮が喜びに包まれ、世界が沸きかえっています。

20世紀初め、朝鮮を訪問したヨーロッパのある作家は重そうな背負子を背負って立っている少年の哀れな姿を彫刻に残しました。それは、他の国が飛行機を飛ばし、電気を生産する時、鍛冶屋のふいごの音だけが物寂しく響いていた朝鮮、衰弱し切った国力のため日本帝国主義者の植民地になった朝鮮の姿そのものでした。

あれから一世紀後、朝鮮は尊厳ある衛星製作国、打ち上げ国として世界に浮き上がりました。いくつかの国だけが独り占めにし、人工衛星を持っている国も打ち上げを他国に頼っているのが今の世界です。しかし、共和国は100パーセント自分の技術と力で衛星を開発し、打ち上げる宇宙強国の前列に堂々と立ちました。

共和国はすでに1998年、初の試験衛星「クァンミョンソン1」号を製作し、その打ち上げに成功しました。ついで、2009年4月に運搬ロケット「ウンハ2号」で試験衛星「クァンミョンソン2」号を正確に軌道に乗せました。

そして今は、経済発展に欠かせない実用衛星「クァンミョンソン3」号の第2号機が宇宙を飛んでいます。これらの衛星と運搬ロケットは設計と製作、組み立て、打ち上げ、観測のすべてが100パーセント国産化したのものです。

今回、運搬ロケット「ウンハ3」号で打ち上げられた「クァンミョンソン3」号の第2号機はこの前の衛星と同じく極軌道に沿って回転する地球観測衛星で、色々な資料の収集に利用されます。これは共和国の経済的潜在力、先端レベルの科学技術の威力を見せています。

暮れかける2012年を飾り、「クァンミョンソン3」号の第2号機の打ち上げに成功したのは、朝鮮の明るい未来を約束する歴史的出来事です。

それで、朝鮮人民はなおさら大きな誇りを感じているのです。