朝鮮の声郵便箱231126

「朝鮮の声」郵便箱

呉英淑（オ・ヨンスク）：「朝鮮の声」放送へようこそ。

シン・ヨンイル：「朝鮮の声」放送へようこそ。

呉英淑：ついこの先までは穏やかな天気が続いていた平壌ですが、土曜日から大陸性高気圧が張り出して急に冷え込みました。皆さんの地方では如何ですか？

シン・ヨンイル：そうですね。風も強く吹いて今まで黄色いままだったメインストリートのイチョウもあっという間に散ってしまい、いよいよ本格的な冬という事でしょうか。

呉英淑：さて先日、こばやしえこさん、こばやしえこさんから電子メールが届きましたが朝鮮の豊かな秋の風景についてのもので、朝鮮の秋に関わるイベントの紹介や歌『黄金の木、りんごの木、山に植えました*1』のリクエストもありました。

シン・ヨンイル：では先ず、秋に関わる主なイベントである決算配分について簡単にお話します。朝鮮の農村では毎年、1年の農業を総括する決算配分が行なわれています。これは農村ならではの風景の1つです。例年に無く豊作を収めた事で今年の決算配分は農業勤労者に大きな喜びを与えています。

呉英淑：朝鮮労働党は今年の穀物生産の目標達成を人民経済発展の為の12の主な目標の1番の目標に策定し、農業生産を画期的に増やせる積極的な措置を執りましたね。

シン・ヨンイル：そうです。農業に必要な営農用物資の十分な供給、灌漑建設の強力な推進、農村に対する国中の支援等、党と国家が執った措置は農業勤労者の生産意欲を刺激しましたね。

呉英淑：はい、そうです。朝鮮労働党の正しい導きと農業勤労者の高揚した熱意、そして献身的な努力によって至る所で豊作が収められました。その中、各地の農村で取り入れが締め括られ決算配分が相次ぎましたがね。

シン・ヨンイル：そういう事です。配分場には楽しい農楽に合わせての踊りの輪が広がり、豊作を収めるよう導いた朝鮮労働党への感謝の念が溢れていました。

呉英淑：例年に無く多くの配分を受けた農業勤労者の誰もが科学農業の正しさを認識し自信を持つようになりました。またこれから引き続き豊作を収める決意も固めましたね。

シン・ヨンイル：はい。これからも朝鮮の農業勤労者の生活についてどしどしご紹介しますので、どうぞ宜しく。

呉英淑：替わってリクエスト曲をお送りしましょう、『黄金の木、りんごの木、山に植えました』。この歌はチュチェ49年（1960）に創作されました。歌詞は次の通りです。

1番です、「黄金の木、リンゴの木、山に植えた、植えたら村に花咲いた、春には白い花が咲き、秋には赤い実がなった、あぁ、春には白い花が咲き、秋には、秋には赤い実がなった」。

シン・ヨンイル：2番、「黄金の木、リンゴの木、山に植えた、植えたら村に笑い満ち、娘等朝昼花見て笑い、夜は花の中で歌歌う、あぁ、娘等朝昼花見て笑い、夜は、夜は花の中で歌歌う、あぁ、この国は花咲く社会主義、大きな大きな楽園なのだよ、あぁ、この国は花咲く楽園なのだよ」。

では女声独唱でお聴き下さい。

（※ここで歌が流される）

呉英淑：只今までリクエスト曲『黄金の木、りんごの木、山に植えました』、この歌をお送りしました。では今日はこの辺で。リスナーの皆さん、次のこの時間にまたお会いしましょう。

（「朝鮮の声」郵便箱）