朝鮮の声郵便箱211024

「朝鮮の声」郵便箱 2021.10.24

カン・ソンヒ（カン・ソニ）：「朝鮮の声」放送へようこそ。

シン・ヨンイル：「朝鮮の声」放送へようこそ。

カン・ソンヒ：「朝鮮の声」放送と日本の皆さんとの触れ合いの広場、はい、『「朝鮮の声」放送へようこそ』です。

シン・ヨンイル：さて、パンデミックのコロナウイルス伝染病の中でも、日本の皆さんは「朝鮮の声」放送、別けてもインターネット版に深い関心を持っておられます。

カン・ソンヒ：先日、埼玉県の星野晃さん、星野晃さんはファックスに敬愛する金正恩総書記の施政演説に接して感じた事を詳しくお書きになりましたが、ついでに近頃の平壌の秋についてお知りになりたいというご要望も添えておられました。

シン・ヨンイル：で、今日は10月の平壌の風景についてお話しましょう。

10月を愛します

シン・ヨンイル：今は10月、秋の取り入れたけなわのこの10月を朝鮮人民は愛しています。平壌の牡丹峰*1と大城山*2、龍岳山*3と紋繍峰*4等、紅葉（もみじ）で美しい山々は野生の果実の匂いが濃く漂っています。いつもなら山という山は登山に来た子供達の笑い声・歌声が溢れ、大人達の楽しい踊りが見られる時です。

カン・ソンヒ：町の街路樹と大同川*5、普通川*6沿いに広がる森もこれ見よがしに秋特有の美しさで飾られ、町と住宅エリアの花壇に植えられた菊やダリア等が秋景色に彩りを添えています。

シン・ヨンイル：平壌郊外の農場に行ってみますとそこでは、1年中汗水垂らして育てた穀物を取り入れるトラクターのエンジンの音が高らかに響いています。脱穀場では農場員が仕事の手を速めています。

カン・ソンヒ：キムチ漬け用の野菜畑を眺めるとこれまた見物ですね。そして赤い唐辛子が屋根を覆っている農村の風景も異彩を放っています。果樹園はもとより農場員の家々の果物の木にも枝もたわわに実が生っていますが、まるで絵を見るようです。

シン・ヨンイル：見れば見るほど美しく豊かな秋の風景に心は浮き浮きします。母なる朝鮮労働党が生まれた10月という事もあって、これら全てに人々の胸がもっと熱くなるのではないでしょうか。それで朝鮮人民はこの10月を尚一層愛しているのです。

カン・ソンヒ：只今まで星野晃さんのご要望にお応えして、10月の平壌の風景にスポットを当ててみました。皆さん、これからも放送のご意見・ご感想・ご要望等がありましたら、どしどしお送りになって下さい。では皆さん、次のこの時間にまたお会いしましょう。

（「朝鮮の声」郵便箱）