朝鮮の声郵便箱201220

「朝鮮の声」郵便箱 2020.12.20

呉英淑（オ・ヨンスク）：「朝鮮の声」放送へようこそ。

シン・ヨンイル：「朝鮮の声」放送へようこそ。

呉英淑：はい、いよいよ新年まで僅かという所まで来てしまいましたが、本当に早いもので、あっという間に一年が過ぎてしまった感じです。それだけ充実した年だったという事でしょうか。

シン・ヨンイル：そうですね。この頃は雨まで降ったりして、何か冬じゃないみたいですね。本当に、でもまた気温が急降下という有様ですから、気温の変化が激しいと風邪なんか引きやすいので、くれぐれもお体には気を付けて欲しいですね。

呉英淑：さて12月ですが、この12月ともなりますと偉大な金正日総書記への偲ぶ思いが募りますね。

シン・ヨンイル：はい、その通りです。「朝鮮の声」放送の愛聴者である名田隆司さん、にしだけんじさん、おかだしんやさん、みやけひでみつさん、ほしのあきらさんをはじめ大勢のリスナーの皆さんは、人民の幸せの為に尽くして成した金正日総書記の労苦を偲ぶ沢山の作品をお送りになりました。

呉英淑：で、このコーナーでは金正日総書記にとって一番嬉しい日はどんな日だったか振り返ってみる事にしましょう。

一番嬉しい日

呉英淑：いつでしたか金正日総書記が新しく建てられた養鶏工場を訪れた時の事でした。総書記は近代的な造りの養鶏工場の各所を長い事詳しく見た後、人民に美味しく栄養価の高い鶏肉と卵をより多く送る事について話しました。時間がだいぶ過ぎて、いよいよ日が暮れようとしました。同行の人達はもどかしい気持ちでした。というのは、この日総書記が養鶏工場を訪ねる前に他の複数の所を現地指導して、少しも休む事が出来なかったからでした。工場の生産工程を備に見た総書記は、「この養鶏工場は近代化のレベルと生産性、そして建築の質のどれ一つ見劣りがしないものだ。満点の工場だ」と高く評価しました。人民の幸福に一番大きい喜びを見出す総書記の前で同行の人達は目頭が熱くなりました。あたりは段々暗くなり「もう遅いから引き揚げては」と進言する人達に総書記は、「朝から夕方まで複数の所を見る為一日中立ち通しだったが、人民の富が増えるのを見ると疲れが吹っ飛んでしまうようだ。私はこのような日が一番嬉しい」と言いました。一番嬉しい日。祝日・休日の全てを返上して人民生活の向上の為昼夜兼行の仕事に没頭する総書記の労苦に、誰もが頭の下がる思いでした。

シン・ヨンイル：これだけではありませんね。「日増しに大きくなる人民の幸せを見る度に、より多くの仕事をしなければという決心が固まる。栄える国づくりと人民の幸せの為に全てを尽くすのが人生の目標、生き甲斐だ」と言い、食事の時間も惜しんで路上で握り飯を食べ、走る車の中でうたた寝をする総書記でした。総書記の献身の精神があって人民の幸せが花と咲き、栄える朝鮮の永遠の土台が築かれました。

呉英淑：如何でしたか？　金正日総書記の労苦が偲ばれるお話でしたね。では今日はこの辺で。リスナーの皆さん、次のこの時間にまたお会いしましょう。

（「朝鮮の声」郵便箱）