「朝鮮の声」郵便箱 2020.05.17
カン・ソンヒ（カン・ソニ）：「朝鮮の声」放送へようこそ。平壌はすっかり緑に覆われて清々しい陽気ですが、皆さんの地方では如何ですか？ 牡丹峰も4月はアンズの花でしたがこの頃はアカシアの花が盛りで、ずっと花の香りが爽やかです。
ファックスの紹介
カン・ソンヒ：さて埼玉県の愛聴者ほしのあきらさん、ほしのあきらさんから昨年4月、敬愛する最高指導者金正恩委員長がロシア連邦のプーチン大統領と対面し会談した歴史の日に際してウラジオストク市を訪ねた内容のファックスが届きました。で、このコーナーではファックスを通じて、ほしのあきらさんのロシア連邦ウラジオストク市訪問を振り返って見ましょう。ほしのあきらさんはファックスに、こう書いておられます。
「スタッフの皆さん、こんにちは。新型コロナウイルスの感染拡大はほぼ日本全国に広がり、私も仕事面で大きな影響を受け憂鬱な日々が続いております。そちら平壌の様子は如何でしょうか？ 農村ではそろそろ田植えが始まるのでしょうか？ さて、敬愛する金正恩委員長がロシア連邦プーチン大統領と行った歴史的首脳会談から1年が過ぎました。昨年秋、金正恩委員長のその足跡を辿りたく、私はロシア連邦ウラジオストクを訪問しました。今日はその印象記をお伝えします。
ロシア連邦ウラジオストクはヨーロッパ風の建築が目立つ港湾都市でした。私はウラジオストク駅前広場を訪れました。ここは敬愛する金正恩委員長がウラジオストク到着時、ロシア陸海空軍儀仗兵による歓迎式が行われた場所です。レーニン像を望む駅前広場で私は金正恩委員長に思いを馳せました。次に太平洋艦隊戦闘栄光記念碑を訪問しました。敬愛する金正恩委員長が花輪を捧げ黙祷を捧げた所です。永遠の炎が点された記念碑に私も心から黙祷を致しました。続いて海軍太平洋艦隊歴史博物館を訪問しました。そこでは偉大な金日成主席の肖像画と、1988年5月に当時のソ連赤旗太平洋艦隊の寄航を歓迎する元山市群集大会からの旗、朝鮮製の陶器が丁重に展示されているのを見学出来ました。
また敬愛する金正恩委員長が訪問したレストラン『レスナヤ・ジャイムカ*1』も訪問しました。ここは訪ロ中に昼食会が行われたレストランです。丸太造りの建物で内部に大きなシャンデリアがありました。私はそこで『偉大な金正日総書記 2002年8月24日』と『敬愛する金正恩委員長 2019年4月26日』の訪問記念パネルを見て来ました。黄金色のプレートに朝鮮語とロシア語で書かれていました。ウラジオストク市内では『平壌館』と『高麗』と2軒の朝鮮料理レストランにも行き、冷麺等朝鮮料理も楽しむ事が出来ました。共和国から派遣された女性従業員さんと会話が少し出来てよかったです。
切手専門店では、敬愛する金正恩委員長がロシア連邦プーチン大統領と行った歴史的会談の朝鮮の記念切手をお土産に買う事が出来ました。ここで放送委員会宛に送った絵葉書を購入しました。ウラジオストク国際空港では平壌行き高麗航空JS272便の出発時と重なり、共和国人民を多く見かけました。平壌まで1時間半程だそうです。やはり平壌に行きたいと強く思った次第です。現地ではロシア人はもちろん朝鮮の北と南の人々、中国人、そして日本人を見かけました。今回ウラジオストク訪問を通じて、改めて朝鮮とロシアが地続きである事を認識出来ました。今回の朝ロ首脳会談を機会に両国関係が高い段階に進化発展し、羅先経済貿易地帯が更に発展すべきと強く確信しました」
カン・ソンヒ：既にほしのあきらさんから昨年9月、金正恩委員長の対外活動の足跡が記されたウラジオストク訪問のお知らせと共に、そこの切手専門店で購入した絵葉書が届いています。その絵葉書を大事に保管していますが、今回ウラジオストク訪問の印象記までお送りになったのですから、胸にジーンと来るものがあります。ほしのあきらさんの真心と熱意に朝日両国人民の間の友好関係発展の元肥になろうとの、その熱い思いが感じられます。ほしのさんがお知りになりたいと仰った平壌の便りと農村の姿は、次の機会にお伝えする事にします。リスナーの皆さん、頑張って参りましょう。友好の情と周りの情報を心行くまで分かち合うその日を早める為に、ハッスルしましょう。ではこの辺で失礼致します。リスナーの皆さん、次のこの時間にまたお会いしましょう。
（「朝鮮の声」郵便箱）
2020.05.15 サイト音声の聞き書き、2020.05.17 短波ラジオで放送
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