朝鮮の声郵便箱200223

「朝鮮の声」郵便箱 2020.02.23

呉英淑（オ・ヨンスク）：「朝鮮の声」放送へようこそ。

シン・ヨンイル：「朝鮮の声」放送へようこそ。

呉英淑：暖かい陽気が漂うこの頃の平壌ですが、皆さんの地方では如何お過ごしですか？

シン・ヨンイル：そうですね。2月下旬といえども春の気配があちこちで感じられるこの頃ですからね。

呉英淑：さてこの頃もリスナーの皆さんからお手紙が相次いで届いています。その中には昨年12月に届いたお手紙も沢山あります。

シン・ヨンイル：東京都*1のなかむらけいすけさん、なかむらけいすけさんから昨年12月15日と29日付の2通のお手紙が届きました。12月15日の受信報告が添えられたお手紙には、放送から新聞や受信確認証・雑誌が届いた事に謝意を表し、「出版物に載せられた写真や記事を通じて朝鮮の発展振りを知り大きな感動を受けた」とお書きになりました。

呉英淑：また12月29日付の受信報告が添えられたお手紙には、こうお書きになりました。

「『朝鮮の声』スタッフの皆様へ。今年はお世話になりました、お元気ですか？　最近の京都は寒い日が続いています。平壌の天気はどうですか？　いつも楽しい放送と朝鮮の雑誌、ありがとうございます。朝鮮の民族衣装等伝統的だと思いました。これからも放送を聴いてお手紙します。今年は楽しい放送、本当にありがとうございました。平壌は寒いのでスタッフの皆様、お体を大切にして下さい」

シン・ヨンイル：なかむらけいすけさんが昨年「朝鮮の声」放送に大変お世話になったとの事、とても嬉しいです。朝鮮人民の志向と要求・正義の為の闘いについて深く理解し、その過程に心が引かれ共感して熱心に受信報告書でご協力なさり、ご感想や忌憚の無いご意見等をお手紙に書いて朝鮮人民との友情を深めて参りました、なかむらけいすけさんなのです。

呉英淑：今年もなかむらけいすけさんと文通を続け協力し合って参るでしょう。

シン・ヨンイル：さて、なかむらけいすけさんが平壌の天気について質問なさいましたので、少し触れてみましょう。昨年の12月は例年に比べて高い気温を記録し、今年1月もやはり穏やかな天候でした。

呉英淑：それがですね、旧正月と立春になって急に寒くなったのが、今はずーっと気温が上がり如何にも春を思わせる天気が続いています。

シン・ヨンイル：昔からの三寒四温は殆どみられず、真冬にも暖かい春を思わせる天気が続いています。

呉英淑：気温が高いと放心なされば風邪を引くかもしれませんので、体調管理にはくれぐれもお気を付け下さい。特にこの頃世界を襲っている新型コロナウイルス感染症を防ぐ為、積極的に努力して参りましょう。

シン・ヨンイル：広島県のやまだゆうじさん、やまだゆうじさんは昨年12月16日付の受信報告と詳細な聴取の状況をお報せになり、埼玉県のなんばひろしさん、なんばひろしさんは12月21日付の受信報告が添えられたお手紙に、こうお書きになりました。

「2019年、お世話になりました。2020年も宜しくお願いします。朝鮮画報や平壌タイムズ等をお送り頂きありがとうございました。その一つの貴局からの封筒には平壌タイムズしか入っていなく、受信確認証は入っていませんでした。日本税関当局の検閲の再ひらりと落ちて、再封入し忘れているのが当局の悪意ある嫌がらせかと勘ぐる次第です。これまでも何度か受信確認証が入っていなかった事があり、税関や郵便当局に電話で厳重に抗議しました」

呉英淑：続けてなんばひろしさんは、郵便物を開封し勝手に処理するのは書信の秘密の人間初歩の権利を蹂躙する行為であり、朝鮮と日本の交流を妨害する由々しい挑戦だと非難なさいました。

シン・ヨンイル：ご尤もです。書信の秘密は人間の権利です。受信確認証は放送がリスナーの受信活動を認める一つの確認証に過ぎません。

呉英淑：各国の放送とリスナーの皆さんの初歩の権利である文通を、唯日本当局だけが妨害しています。

シン・ヨンイル：これは友好を望む朝日両国人民の願いに水を差す卑劣な行為です。

呉英淑：しかし如何なる行為を以ってしても、友好と正義を望む人民の志向と意思を阻む事も挫く事も出来ないでしょう。

シン・ヨンイル：スタッフはリスナーの皆さんの為最新情報を速やかにそして多く伝える為努め、文通を続けてリスナーの皆さんとの友情を深めて参るでしょう。

呉英淑：では今日はこれで失礼します。リスナーの皆さん、次のこの時間にまたお会いしましょう。

（「朝鮮の声」郵便箱）