朝鮮の声郵便箱180916

「朝鮮の声」郵便箱 2018.09.16

呉英淑（オ・ヨンスク）：「朝鮮の声」放送へようこそ。

崔鐘日（チェ・ジョンイル）：「朝鮮の声」放送へようこそ。

呉英淑：9月もいよいよ中旬で、日毎に秋の気配が深まって行くのが感じられるこの頃の平壌ですが、皆さんの地方ではいかがですか？

崔鐘日：ええ、そうですね。気温もめっきり涼しくなり過ごし易くなりました。

呉英淑：さてこの頃もリスナーの皆さんからお便りが沢山届いていますが、敬愛する最高指導者金正恩委員長の国内各地の現地指導に対するご感想が目立ちますね。

崔鐘日：ええ、そうです。新潟県のいしぐろたかしさん、いしぐろたかしさんは7月18日付の受信報告が添えられたお便りに、こう書いておられます。

「久しぶりのレポートとなります。金正恩委員長自らが現場視察・指導等を〓〓〓て、一生懸命に働く人の応援に努力していると思います」

呉英淑：今年の夏はいつにも増して高温現象が長続きしました。地球を丸ごと焼き尽くさんばかりの暑さの中で、敬愛する最高指導者金正恩委員長が現地指導を続けているので、朝鮮人民だけでなく世界の人々が深い感動を覚えました

崔鐘日：はい、そうです。国の北西端のシンド郡*1を訪ねたのに次いで、ペクトゥ山*2の麓のサムジヨン郡*3をまたもや訪ねた金正恩委員長は、ハムギョン北道*4からカンウォン道*5へと、ファンヘ南道*6、ピョンアン南道*7を現地指導し、〓〓〓〓〓の間にカンウォン道とピョンアン南道、ハムギョン北道、リャンガン道*8を次々と訪ねました。

呉英淑：ミョンサシムリ*9という所の大規模建設現場とヤンドク郡*10の温泉地区を現地指導し、東に西へと朝鮮の東西南北を縦横無尽する金正恩委員長の千里一足の力強い足音が、国全体を揺るがしているようです。

崔鐘日：金正恩委員長は2ヶ月足らずの短い間に全国各地の数十の所を一足（ひとあし）で現地指導し、国の繁栄の広い道を開きました。先頭に立ってこの時代を導く金正恩委員長の献身的な努力、人民の幸せの笑い声が満ち溢れる社会主義強国づくりの為、燃え滾る熱情を全て捧げた金正恩委員長の犠牲精神、愛国の献身の日々は、子孫代々の人民の幸せがどのようにもたらされたかを国の歴史に永遠に綴るでしょう。

呉英淑：愛知県のつのいしけんすけさん、つのいしけんすけさんは、6月30日と8月8日付の受信報告が添えられた2通のお便りに、こう書いておられます。

「敬愛する最高指導者金正恩委員長が農場を視察したニュースについて聞いて、関心を持ちました。金正恩委員長が共和国の経済を発展させ、全人民の生活を豊かにしようとする思いが強く伝わって来ました。今日は、敬愛する最高指導者金正恩委員長が塩辛加工工場を現地指導したニュースについて、興味を持ちました。自分も塩辛を食べる事があるので、いつか共和国の塩辛も食べてみたいと思いました」

崔鐘日：はい。ええ、この塩辛は朝鮮人民が古くから好んで食べるおかずの一つです。という事で、朝鮮人民の塩辛文化について簡単にご紹介しましょう。

朝鮮人民の塩辛文化

崔鐘日：水産資源に恵まれた朝鮮では早くから魚介類とそのハラコ、ハラワタを塩で漬けて、香辛料等と共に発酵させた物を食生活に広く利用しました。資料によりますと三国時代、コグリョ、高句麗の人達が魚のハラワタで塩辛を作って食べ、このような慣わしが、コリョ、高麗時代に引き継がれ、一般の人達の御膳はもちろん国レベルの宴会や祭壇にも、この塩辛を出したとの事です。

呉英淑：その後、朝鮮封建王朝時代には塩辛の材料と調理法が一層豊かになり、シラウオ、コノシロ、イシモチ、カタクチイワシ、ニシンのような魚類の塩辛と、ハマグリ、イガイ、カキのような貝類の塩辛、タラコとイクラ、そして〓〓〓〓のような魚の卵巣の塩辛、そしてタコとイカの塩辛に至るまでその種類は数え切れないほどです。

崔鐘日：このような塩辛は特産として隣国にも輸出されました。朝鮮人民は家庭で塩辛を作ってそのままおかずとして食べたり、またスープやキムチ、煮付けといった副食物に少しずつ入れて味付けをしました。特異な味と香りを出す塩辛は食欲をそそり、ビタミンと蛋白質、カルシウム等栄養成分が豊かなので健康にとても良いものとされています。

呉英淑：古い歴史と伝統を誇る朝鮮民族のユニークな発酵食品である塩辛は、今も人々の食生活に大いに利用されています。敬愛する最高指導者金正恩委員長の数回に亘る現地指導によって、朝鮮西海岸のクムサンポ*11という所に塩辛を工業的な方法で生産する近代的な金山浦塩辛工場が建てられ、朝鮮式の塩辛文化を更に開花させ朝鮮人民の食生活を更に高める事が出来ました。

崔鐘日：つのいしけんすけさんをはじめリスナーの皆さんが訪朝なされば、金山浦塩辛工場で生産される美味しく栄養価の高い塩辛を味わう事が出来るでしょう。では、今日はこのへんで。リスナーの皆さん、次のこの時間にまたお会いしましょう。

（「朝鮮の声」郵便箱）