朝鮮の国樹 松の木朝鮮の国花はモンランの花、おおやまれんげで、国鳥はオオタカです。そして、国樹は松の木です。朝鮮民族は昔から松の木を民族の気概と精気のシンボルとして来ました。 松の木は常緑高木の針葉樹です。朝鮮の至る所で松の木が見られます。針状の葉は普通、2本束で短い枝に生えますが、一部の若木やよく育った木からは3本束の葉も生えます。葉は長さが大体7〜12センチ位で、14センチ位のものもあります。 松の木は朝鮮人民の生活と密接なつながりを持っています。昔から朝鮮人民は赤ちゃんが生まれますと、松の木を家の門柱にかけておきました。そして、健康と長寿を祈るという意味から松の木を絵に描いたりしました。 また、芯が強く、高潔な品格の持ち主は「松と竹のような操」を持つ人と呼びました。これは全て、朝鮮民族の強靭な意志と英知、民族の気概と純潔を象徴的に表したものです。それで、朝鮮人民は松の木の青さと強さを民族の気概と精気にたとえて心の中に秘めて来ました。 朝鮮の反日民族解放運動の卓越した指導者であるキム・ヒョンジク先生*1はナム山*2の青い松の木を眺めながら日本帝国主義に奪われた国を取り戻す決心を固めました。
白い雪を頂き、強風の中でもびくともしない松の木は、代を継いで戦ってでも必ず国の解放をなしとげなければならないというキム・ヒョンジク先生の不屈の革命精神をそのまま表しています。 偉大な金日成主席は早くから、朝鮮民族の精気と気概のシンボルである松の木を沢山植えることを教えました。 あらゆる困難にもめげず、たくましく育っている松の木はそのまま朝鮮の革命家の変わりのない信念と朝鮮人民の強い気概を見せています。 2015年の記事
松の木は人類の起源以来今まで朝鮮の領域に存在する郷土種です。松の木は世界五大文化の一つに数えられる大同川文化の発祥当初から朝鮮の自然風景を代表し、人々の生活に密接な繋がりをもって来ました。
根の伸び能力が強い松の木は痩せた土地でもしっかり育つ特性を持っています。それで朝鮮人民は昔から松の木を揺るぎ無い節操と意思、強靭さのシンボル、そして長寿のシンボルとして大事にして来ました。 松の木の強い気概はそのまま祖先の心の中に深く根を下ろして詩と歌となり、その雄々しい姿は画用紙に、壁画古墳にビビッドな痕跡を残しました。古い歴史を通して松の木と深い繋がりを持っているので、朝鮮人民が松の木に人一倍愛着を抱き誇りに思っているのではないでしょうか 民族の気概を表わしている松の木は国樹として人民に愛され、いつまでも青々と育っています。 (観光) 2021.03.11 サイト動画の聞き書き
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