最前線の山で
朝鮮の高く低い山々と峠道には一生涯、国と人民のために先軍の道を歩んだ偉大な金正日総書記の愛国、献身の足跡が印されています。その中には最前線のある山を守る人民軍軍人たちと一緒に記念写真を撮った胸の温まる話もあります。
チュチェ87(1998)年5月のある日、金正日総書記は朝鮮東部に位置した最前線のある山を訪ねました。総書記は長時間に渡って山を守る軍人たちの生活と任務遂行の情況について詳しく見聞きし、親心で暖かく省みました。いつの間にか、時間は流れ、昼時になりました。けれど、総書記は延々と伸びている最前線の山々を眺めながら深い物思いに更けっていました。
そして今、この山の上で戦闘任務を遂行する軍人たちにもみな会って見たいが、そうできないのが残念だと言いました。総書記は同行した将官たちに、あなたたちと軍人たちが勤務を交替してでも、山の上の軍人たちにみな会ってみるつもりだ、最高司令官が最前線の山の上に上って来て、戦闘任務を遂行する軍人たちにみな会っても見ないで帰るなら、軍人たちがどんなに寂しがるだろう、一人の軍人ももれなく会って見、記念写真を撮ろうと言いました。
こうして最前線の山では将官たちが軍人たちの代わりに歩哨の勤務に当たりました。勤務に当たっていた軍人たちは喜びに満ちて総書記のところへかけて来ました。これは、軍人たちに対する金正日総書記の熱い思いやりを見せるものでした。
今、朝鮮の軍人と人民は敬愛する金正恩元帥の周りに固く結集しています。同志愛の権化である元帥をいただいて朝鮮の恩愛の歴史は永遠に続くでしょう。
2015年の記事