日本の危険千万な宇宙の軍事化策動

日本の危険千万な宇宙の軍事化策動

日本防衛省が航空自衛隊の宇宙領域専門部隊の創設を企んでいます。

東京新聞によりますと日本防衛省は、宇宙領域専門部隊を2022年に発足させる予定でこの度にその規模を規定したといいます。日本は宇宙領域専門部隊の任務と活動方式等を具体化しています。軍事大国化に狂奔している日本が宇宙にまで侵略の魔手を伸ばしているのです。

今宇宙は、陸地・海上・空中と共に主な戦場となっています。宇宙での軍事活動は相手に関する監視から作戦遂行に至るまで、極めて大きな影響を及ぼしています。その為軍事大国化を狙う日本は陸地と海上・空中で軍事的に優位に立ち、宇宙の軍事化でも列強と肩を並べる為に必死になっています。

情報収集衛星システムの構築を計画して久しく、2007年2月、最後の情報収集衛星を打ち上げて全地球を包括する情報収集衛星システムを保有した日本は、2008年は宇宙の軍事化を許容する宇宙基本法を採択しました。

10年前、防衛目的の宇宙利用の禁止を解除する“宇宙開発利用に関する基本方針”を作成した日本は、アメリカの先端軍事装備を大々的に購入しミサイル防衛システムを構築して、宇宙の軍事化に拍車を掛けています。宇宙の軍事化を狙う日本の策動は、日本が他ならぬ戦犯国であり海外侵略を夢見る戦争勢力であるだけに、極めて危険千万な妄動です。

今、日本の動きは全て軍事大国化・海外侵略の野望へと志向されています。

血生臭い罪尽くめの過去を美化し復活させようと手の限りを尽くしている日本は、自衛隊の海外作戦活動の範囲を絶えず広め憲法を改正して、いつでも侵略戦争を強行しようと躍起になっています。防衛の足枷を解き自衛隊を海外に進出させて他国をターゲットにした軍事演習を公然と繰り広げている日本が、宇宙の軍事化を通して何を追求するかは明らかです。

宇宙の軍事化は世界の平和と安定に対する著しい脅威です。況してや世界人民に反対する侵略戦争を起こし数々の身震いする犯罪行為を働いた日本が、宇宙にまで侵略の魔手を伸ばしているのは深刻な問題です。

（時事評論）