日本の再侵略は時間の問題

日本の再侵略は時間の問題

日本が最新鋭兵器の導入に猛烈に取り組んでいます。先日、防衛省は強い先制打撃力を持つアメリカの最新鋭ステルス機F-35Bを航空自衛隊に正式に導入する事を決めました。

この戦闘機は今後空母に改造される護衛艦『いずも』号で運用されるといいます。これが自衛隊の攻撃力を高め、軍事大国化の実現に拍車を掛けようとの野望の表われである事は論じる余地がありません。

今、日本はアジア太平洋地域の平和と安全を由々しく脅かす危険な侵略勢力に同調しています。

自衛隊の規模と能力は専守防衛の原則を逸して久しいです。地上と海上・空中で自衛隊の機動打撃力と作戦能力は高度に高まり、攻撃を目的とする装備が急激に近代化され更新されています。

目的は他でもなく、自衛隊を任意の場所・任意の時刻に如何なる戦闘も可能な完全な攻撃型の侵略武力につくるのが、現政権勢力の野心です。その為日本当局はアメリカの最新鋭攻撃兵器の購入に神経を尖らせ、実戦を想定した軍事演習*1を大々的に展開しています。

最近、日本の共同通信によりますと防衛省が2020年度の予算作成案に、過去最大規模の5兆3千億円を含める事を決定したといいます。莫大な軍事費は宇宙・サイバー空間等新たな領域の強化と、アメリカ産装備の購入等に利用されるといいます。

軍事大国化を目指す日本の策動が海外膨張に繋がるのは火を見るよりも明らかです。

日本の再侵略は時間の問題です。

見過ごせないのは、日本当局が朝鮮の自衛の国防力強化の措置を重大で差し迫った脅威に惑わし、軍事大国化を正当化する事です*2。今、日本の反動勢力は日を追って変わる朝鮮半島の情勢の流れに極限に不安がり、一日も早く軍事大国化の野望を実現しようと狂奔しています。

しかしこれは大間違いです。

歴史は他国に対する侵略と略奪を事とした者等の末路がどうだったか、深刻な教訓で教えています。過去、日本も海外膨張に狂い挙句の果ては敗戦の苦汁を舐めました。

その復讐心に燃える日本がまたもや侵略の道に出るなら、その結果がどうであろうかは察し難くありません。

（時事評論）