新たな授業の方法を編み出して

新たな授業の方法を編み出して

朝鮮で、新しい世代を国の担い手に育てるための教育に力が入れられています。教員は、その任務の重要さを自覚して、教育に知恵と情熱の限りを尽くしています。ピョンヤンのモランボン区域*1インフン初級中学校*2の教員チョ・ウンジョンさんもその1人です。

実利のある優れた授業の新しい方法を編み出し、実践に取り入れている実力タイプの教員です。その1つ1つの方法は、教育課程に具現されて、生徒の思考力を啓発させ、活用能力を高めています。日常生活でよくぶつかりがちな問題と比べて、分かりやすい説明で教えるのがその特技です。

コンテンツや実験実習を通して、問題を解くコツを分かりやすく説明するその方法と技量は、教員の間で評判です。また、問答式でクリエーティブな思考力を啓発させ、質問を誘導して、生徒の認識程度を把握し、適切な方法を多様に取り合わせています。授業中、生徒は特別な説明なしにも、授業の内容を正しく認識し、問題を一番早く、正しく解く方途を見つけ出します。このように高い実力と資質を持つまでには、多くの努力と時間が掛かりました。

知識経済時代にふさわしく、生徒を実用的な新しい知識をもっと早く身につけ、もっと広く活用できる人材に準備させるために、いつも思索と探求を深め、実践に移してきました。授業の新たな方法を編み出し、それを授業に具現する過程に得た成果をより強固なものにするため、教案の作成とコンテンツの制作に傾けた苦心の努力は言い知れぬものでした。

成果に慢心せず、授業の新たな方法を取り入れるため、授業の形式の数々を結びつけ、アップデートを繰り返しました。その過程に、新しい授業の方法登録証、実験器具及び教具考案証をはじめ10余りの証書を授かりました。今も、更なる成果を目指して、教育に勤しんでいます。

チョさんのお話です。

「これまでの成果におごることなく、生徒のクリエーティブな思考力と自立的な学習の能力を高める新たな方法を絶えず考え出して、全般的12年制義務教育を通じた人材の育成に大いに寄与していきたいと思っています」

（今日の朝鮮）