新しいタイプの数値制御装置の導入

新しいタイプの数値制御装置の導入

最近、国家科学院制御機械研究所の科学者が新しいタイプの数値制御装置の開発で成果を収めています。国家科学院制御機械研究所の研究室主任リ・ジョンムさんのお話です。

「この度、私たちは一般の工作機械に導入できる新しいタイプの数値制御装置を開発しました。この装置は今、工作機械工業で大部分を占めている旋盤、フライス盤、グラインダーを始め三軸以下の制御軸数を持つ工作機械用の数値制御装置です」

新しいタイプの数値制御装置の開発で研究所の科学者が主眼を置いたのは、世界のトレンドと国内の具体的な実状に合う数値制御装置の開発を進めることでした。そのために、工作機械の便利な操作環境、高性能、低コストの側面での制御装置回路の設計や制御プログラムの開発における全ての科学技術の問題を自力で解決しました。

研究所の科学者皆が知恵と情熱の限りを尽くして、一ヶ月予定の新しいタイプの数値制御装置の設計を10数日間で完成し、7件のハイレベルの数値制御機能のプログラムを40数日間で開発する成果を収めました。

次いで、科学者たちはテアン重機連合企業所*1の労働者との緊密な協力の下、大型工作機械のターニングミルとフライス盤に対する新しいタイプの数値制御装置の導入にも成功しました。その結果、発電設備加工の生産性が従来よりずっと上がり、工作機械のCNC化の実現が科学技術的に裏打ちされました。

「これから私たちは人民経済の現代化、IT化、科学化の実現により積極的に寄与する数値制御装置をより多く開発するつもりです。こうして、より大きな科学研究の成果で国の繁栄に大いに貢献したいと思います」