整形外科の先頭で

整形外科の先頭で

ピョンヤンの保健省歯科総合病院に医師として勤めるファン・ソンヒョクさんは、独特な整形テクニックで人々に喜びを与えています。

医師のキム・イェイルさんは語ります。

「ファンさんは、医局の模範です。やさしい母のように患者たちに真心を尽くし、理論と実技をみな備えた立派な実力家です」

ファンさんは、30代の若い医師です。多くの患者がファンさんの治療を受けて、元の顔かたちに戻り、喜んで病院を後にします。初めてメスを手にしたファンさんの気持ちは複雑でした。でも、人の心の苦痛を癒す医師としての自覚が力と探求の情熱を沸き立たせました。

1件の手術のため何日も夜を明かし、新しい手術法の完成のため度重なるシミュレーションで疲労困憊したときもありました。このような苦心のなか、臨床に取り入れられる美容外科手術図鑑を作りました。その後、皮膚組織拡張術と幹細胞・微細脂肪移植術などの先端手術法を引き続き確立しました。

これまでファンさんが獲得した特許と発明証書、科学技術の成果の登録証書、創意考案証書は数十にのぼります。この頃は3D印刷機を用いた手術支援システムを開発し、臨床に取り入れる成果も収めました。

ファン・ソンヒョクさんのお話です。

「これまでの成果はありますが、いまだに未解決の問題が多く残っています。それで、より高い目標を定めてその実現のため努めています」

（今日の朝鮮）