教育者の人生が輝くのは

教育者の人生が輝くのは

共和国のピョンアン北道*1シンイジュ市*2にあるポンブ幼稚園のキム・オクソン園長のお話です。キムさんは労働英雄と人民教員の称号を授かっています。

「いまでこそ私は国中に知られるシンイジュ市のポンブ幼稚園の園長たる誇りを胸に暮らしていますが、金日成主席に初めてお目にかかった1968年当時は、大学を出たばかりの新米の先生に過ぎませんでした。ですから、私が指導した作品などたかが知れたものでした。けれども、主席は私が創作し指導した幼稚園児の踊りのデュエットをご覧になってとても上手だとほめてくださり、私の労を労ってくれました。

その後、何度も私が手がけた子供たちの公演を主席に見ていただく機会に恵まれましたが、そのたびに主席はとても喜びました。偉大な金正日総書記は主席お気に入りのうちの幼稚園に特別の関心を払ってくれました。

総書記は、2002年の大マスゲーム・芸術公演「アリラン」で縄跳びをするうちの子供たちを大きくほめてくれました。縄跳びの特技を披露する子供たちがシンイジュ市ポンブ幼稚園の子供たちだそうだが、本当に上手だ、なんと感心な子達だ、マスゲームに参加した子供たちや生徒たちを見ていると、お前たちがいて私たちがおり、私たちがいてお前たちがいるという思いがつのり、力が湧いてくる、私たちの闘いは未来のためのものなのだ、といった言葉は、子供たちに注ぐ総書記の最大の愛情の表れでした。

2006年1月5日、総書記はうちの幼稚園のク・デホン、キム・ヒョクイル君と受け持ちの先生に会ってくださいました。私はこみ上げる涙を抑えることが出来ませんでした。総書記は、才能が芽生えたばかりの6歳の子たちの書と絵を見て非常に満足し、ごほうびに絵の具セットまでプレゼントしてくださいました。その子達にとどまらず、うちの幼稚園に通った子供たちの絵と書、作文、公演もみて国中に幼稚園の名をとどろかしてくれました。

2007年の年頭にピョンアン北道を訪ねた時には、飛びぬけた才能を持つうちの幼稚園児の安否まで尋ね、シンイジュ市ポンブ幼稚園で子供たちの才能をよく伸ばしてやっているが園長が本当に大きな事をした、と普通の教育者に過ぎない私を高く評価してくださいました。本当に総書記の暖かい思いやりがあって国の未来が明るく美しく花咲き、私たち教育者の人生も輝いているのです。

いつでしたか、ある国の政府代表団が幼稚園を見に来たとき、団長が幼稚園の高い教育水準と芸術水準は世界が見習うべき模範だと言って共和国の教育政治をたたえたことがあります。実に、ペクトゥ山の偉人たちの恩愛により、ポンブ幼稚園から多くの人材が輩出し、その過程に私も労働英雄、人民教員の称号を授かりました。金正恩元帥は朝鮮人民がお迎えしたもう一人の偉人であり、子供たちの優しい父、恩師です。

私は国の柱を育てる聖なる道に余生を捧げつくして、教育者の本分を果たすつもりです」