教育のIT化のために

共和国では、毎年、全国IT化の成果の展覧会が行われています。展覧会では、IT化を進める過程に得た科学技術の成果と経済的効率を審査し、IT化のモデル、トップ10の最優秀IT企業と製品を選んでいます。

2019年のトップ10の最優秀IT製品の中には、金日成総合大学情報科学部の教員オ・ジュンシクさんが開発した大学部門の教員、研究者の実績評価システムもあります。オさんは、昨年まで3年連続してトップ10の最優秀IT製品を出しました。

教員の資質イコール教育のレベル、学生の実力であることを肝に銘じて、教育者の資質向上に思案をめぐらし、実践を目指してきたのにその秘訣があります。オさんは、教育の内容と方法を改善し、教育と科学研究を密着させる上でのIT化の意義と重要性を見極め、その実現に向けて根気よく努めてきました。こうして、大学の教育科学行政管理システムと、学生を深い専門知識と多方面の知識、高い探求能力と応用能力を持つ有能な人材に育てるのに役立つシステムを開発しました。そして、昨年は教員、研究者の教育科学の実績をリアルタイムで掌握し分析できるIT製品も完成しました。