攻撃戦の歌と革命方式

チュチェ99（2010）年、ユン・ドゥグン*1さんが歌詞を書き、アン・ジョンホ*2さんが曲を付けた「攻撃戦だ*3」と言う歌が創作されました。創作家たちはいかなる試練と困難も勇敢に乗り越える攻撃戦で朝鮮革命を勝利へと導いた偉大な金正日国防委員長の指導方式を深い意味が込められた歌詞と迫力のあるリズムに託しました。

歌は、朝鮮人民はもちろん、世界の多くの人々を魅了しています。その人気は日本の視聴者の方々から送られたお便りの一部を通じてもよく分かります。

この1月、千葉県の視聴者である坂本克史さんは、「私も『攻撃戦だ』が持つ力に魅力を感じます。この歌がどのようにこの世に生まれたのか、ぜひ紹介していただけると幸いです。音楽のリクエストは『攻撃戦だ』をお願いします」というメールを送って下さいました。

前にもこのような要望は数多くありました。

2014年12月、埼玉県の視聴者である岡田慎也さんからもこのようなお便りが届きました。

「2010年に創作された歌『攻撃戦だ』をリクエストします。パワフルなメロディーによって無限の力と勇気を与えるこの歌を『お望み音楽の時間』に聞かせて欲しいです」とお書きになりました。

東京都の鈴木悠太さんは、2019年1月の初のお便りに「私が日本で一番人気の朝鮮の歌『攻撃戦だ』を演奏すればみなが喜びます。それでこの歌をリクエストします」とお書きになりました。その後、数回に渡って歌の創作にまつわる話を聞かせて欲しいとのご要望を送って下さり、自らこの歌を演奏しながら歌を歌う動画を送って下さいました。

坂本克史さんや岡田慎也さん、鈴木悠太さんだけでなく、世界の多くの視聴者の方が今も歌「攻撃戦だ」をリクエストなさっています。

作家のユン・ドゥグンさんのお話です。

朝鮮人民軍協奏団（当時）の時のユン・ドゥグンさん

「この歌を創作していた時が2009―2010年頃でしたが、その時、金正日国防委員長は強行軍で全国各地を現地指導し、人民みなを革命的大高揚へと力強く呼び起こしました。ある日、私は金日成主席の立ち向って進む精神を受け継いで、自分の革命方式も攻撃戦だという国防委員長の言葉に接しました。それを聞いた時、これを持って歌を作ればと思うようになり、それで創作に取り掛かりました。どうすれば歌に主席と国防委員長の思想と意志が息づくようにするか頭を悩ましていましたが、ふと、ペクトゥ山と正日峰のことが脳裏に過りました。ペクトゥ山なら主席のことが、正日峰なら国防委員長のことが思い浮かぶじゃないですか。それで、ペクトゥ山の稲妻のように攻撃、正日峰の雷のように攻撃、このようにすると稲妻と雷が攻撃戦の性格にも合いました。胸の高鳴りを覚えました。それがそのまま、歌詞となり、すぐ作曲家に見せました。作曲家のアン・ジョンホさんは、興奮して素晴らしいと言いました。朝一で歌詞を渡しましたのに、夕刻に一度曲を聴いてはと言うのでした。聞いてみますと、とても気に入りました。こうして歌が国中に広まり、建設現場や持ち場で人々を励ますようになりました」

主席と国防委員長が生涯を通して具現してきた攻撃戦を立派に引き継ぎ、連続的な攻撃戦で新たな勝利をもたらそうというのは敬愛する金正恩総書記の変わりのない意志です。

総書記の導きの下に朝鮮人民は朝鮮労働党第8回大会以来、この2年余りの間に未曾有の困難な中でもスケールの大きい建設を相次いで行って貴い成果を達成しました。

この事だけをみても総書記の革命方式についてよく分かるでしょう。