授業の充実を図る

授業の充実を図る

ピョンヤンのポトンガン区域*1セゴリ初級中学校は、生徒たちの実力が高いことで評判です。これは、45分間の授業を充実させるために傾けたここの教員たちの地道な努力の結果です。

学校では、教員たちがディスカッションなどを通じて、教授の優れた方法と原理を正しく分析し、それに基づいて授業の準備をさせています。互いに意見と経験を交して、担当科目の特性に合わせて適用すると、授業の内容についての生徒たちの認識力も次第に向上しました。

学校では又、全国的な教授コンテストや教授方法の討論会などを機に、模範教員の成果と経験を見習うようにしました。これを通じて、教員たちは自分たちの実力に満足せず、資質向上にもっと熱を入れました。

分科長のチェ・ジョンヒさんのお話です。

「学校では教員の資質向上に一番力を入れています。テスト授業と教材討論会を通じて、教員たちのレベルアップを図っています。この過程に多くの新しい教授方法が編み出され、教員の6割が10月8日模範教員の称号を受けました。これから効率よく優れた教授方法をより多く考え出すつもりです」

毎日、分科別に行われるテスト授業は、教員たちの準備のほどをチェックするためだけではありません。授業の全ての要素についてのディスカッションを兼ねての又ひとつの真摯な学習時間でもあります。

教員皆が翌日の授業に備えて必ず行うテスト授業は、資質向上の梯子となっています。これによって、学校では、模範教員称号の受賞者が増え続けています。

全ての授業を目新しい授業、生徒たち皆にとっては待ち遠しい授業にしようと言うのが、学校の教員たちの決心です。

（今日の朝鮮）