抗日革命家と「故里を思う歌」

抗日革命家と「故里を思う歌」

1900年代の初め、朝鮮人民は日帝の植民地支配下で奴隷の運命を強いられ、抑圧され、虐待されました。こうした朝鮮人民に解放の喜びをもたらしたのは不世出の愛国者、民族の太陽である偉大な金日成主席です。

金日成主席は完全武装した日本帝国主義者とは武装で立ち向かわなければならないと言う武装闘争路線を打ち出し、抗日革命闘争を展開しました。その日々、主席は後にした故里と親兄弟への思い、必ず国を解放する一念で不朽の名作「故里を思う歌」を創作しました。

主席が大事にしていた祖国愛は抗日革命家の心の中にそのまま刻まれていました。それで革命家たちはこの歌を歌いながら解放の日を描いて見ました。そして懐かしい父母妻子と国土を銃剣で踏み躙る日帝に反対して命がけで戦いました。

金日成総合大学文学大学の教員チェ・ジュウォンさんのお話です。

「不朽の名作『故里を思う歌』はしっとりとしていて優しく、美しい民族的メロディーで抗日革命家の気高い思想と感情をそのまま歌い上げています。歌詞には美しい祖国の山と川、故里を後にするとき、涙で見送った母の優しい姿に対する思い出が情緒深く反映されています。また、テドン川*1が流れ、よろずの花が満開になった故里のマンギョンデ*2のうららかな春を思う感情が込められています。そして祖国を必ず取り戻し、その祖国へ帰るという抗日革命家の崇高な愛国主義の感情も表しています」

不朽の名作「故里を思う歌」は厳しい抗日革命闘争のとき、抗日革命家と人民の間に熱い祖国愛の感情を呼び起こし、今も朝鮮人民の間で広く歌われる名曲となっています。