強力な国防力の建設のために

強力な国防力の建設のために

先日、中国共産党政治局は習近平主席の主催の下に、国防と軍隊の近代化の建設を強化する為の第22回集団学習を行ないました。集団学習で習近平主席が発言しました。

習近平主席は中国共産党の第19回大会以来、党中央と中央軍事委員会が国防と軍隊の近代化の為の新たな戦略的計画を立て、組織活動を行って国防と軍隊の近代化の目標と任務の実現を保障した事に触れました。しかし「これに満足する事は出来ずより高い目標を掲げて奮闘すべきだ」とし、習近平主席は国防と軍隊の近代化に更に拍車を掛ける必要性について強調しました。

そして「世界的に大きな変化が起きており中国の安定の成り行きの不確かさと不安定さが膨らみ、分けても世界的範囲で軍事分野が速く猛烈に発展している。これは中国にとって簡単には与えられないチャンスであると同時に厳しい挑戦となる。中国は当然ながら国防力の強化で飛躍的な発展を実現する為努力すべきだ」と言いました。

また「今後の一定の時期は国防と軍隊の近代化の建設の要の時期であるだけに、国防と軍隊の近代化の建設の推進に奮闘すべきだ」とし、国防と軍隊の近代化の建設で解決すべき一連の課題を示しました。

会議では中国の国防部門の現状についての解説があり、党政治局員の討論がありました。

このように中国共産党政治局が催した第22回集団学習は、中国が国防力の強化をとても重視している事の証しです。実際、中国は新時代の強い軍隊の建設の高い目標を掲げてその実現の為粘り強く努力しており、その過程に大きな成果を収めています。

空母の建造と極超音速兵器*1の開発等装備の近代化が急ピッチで捗り、様々な軍事訓練を通じて軍部隊の戦闘力が絶えず向上しています。また軍規を強め軍隊と人民の団結を更に固める事にも強い関心が向けられています。他の国との軍事協力も深まっています。

強力な国防力で国の安全と発展を裏打ちしようとの中国の努力は、相応の実を結ぶ事でしょう。

（時事評論）