工場の用地まで見立てて

工場の用地まで見立てて

ピョンヤンの郊外に、マンギョンデ養鶏工場があります。チュチェ55（1966）年10月17日操業したこの工場は、設備の充実化、技術力のアップに力を入れて、卵の生産を増やし、人民の食生活に寄与しています。

マンギョンデ養鶏工場の主任技師オム・ジョンシルさんのお話です。

「偉大な金日成主席と金正日総書記は肉と卵の生産を増やして人民の食生活をもっと豊かにしようと、労苦の限りを尽くしました。私たちのマンギョンデ養鶏工場だけを見てもよくわかります。1965年11月、この地区を見た主席は、その翌年も2回に渡ってここを訪れ、工場の用地を見立てました。主席は、この地区に小高い山があって、防風によく、日照率や衛生条件も優れており、水も豊富なので牧場にはもってこいの場所だと言いました。主席はその後も10数回に渡って工場を訪れ、卵の生産を増やすための方向と方途を示しました。」

チュチェ56（1967）年の一年だけでも何度も工場を訪れた主席は、若い娘の管理工に会って、どの学校を卒業したかやさしく聞き、鶏の飼育における科学的技術的問題も教え、仕事に励むよう力づけました。そして、わが国で家禽業を早く現代化すべきだ、そのためには技術者と管理工みなが現代家禽業についての知識を身につけ、家禽業の世界的趨勢もよく知っているべきだとし、養鶏の経験についての本を広く出版し、利用するようにと言いました。

偉大な金正日総書記は主席と共に、マンギョンデ養鶏工場を数回も訪れました。そして、畜産で獣医衛生防疫は生命のようだと言って、工場を訪れる度に衛生防疫の規律を厳守することに至るまで具体的に教えました。

チュチェ58（1969）年12月、工場を訪れた総書記は、原種保障のシステムも立て、より多くの卵を生産して主席を喜ばせようと言いました。主席と総書記の意に則り、マンギョンデ養鶏工場は時代の発展に即して、卵の生産の工業化が高いレベルに達しました。

工場では、鶏の飼育管理と卵の生産をリアルタイムに監視及び操縦する統合生産管理システムが確立され、年に数千トンの代用飼料の生産が可能です。そして、排泄物発効飼料生産のエリア、メタンガス生産のエリア、養魚場、科学技術普及室、冷蔵庫、衛生通過室と従業員のためのサービス施設、託児所が立派に整えられました。

主席と総書記の正しい導きがあって、マンギョンデ養鶏工場は人民の食生活の向上に大いに寄与しています。