川端の「帆船」

川端の「帆船」

ピョンヤンのテドン川*1のほとりのミレ科学者通り*2には、ユニークな建築美で視線を集めるアパートがあります。キムチェク工業総合大学*3の教育者の住宅です。水上に浮かぶ帆船に似ているので、川端の「帆船」と呼ばれるアパートです。

キムチェク工業総合大学のペク・ウンヨン所長のお話です。

「敬愛する金正恩総書記の計らいによって新居に引越ししてから早や、9年が経ちました。夢のようなこの9年間、私には、一つの習わしがつきました。それは退勤する度に、帆船を思わせる宮殿のようなアパートを眺め、家に入ることです」

1日の仕事を終えて帰宅する時や家族が集まって楽しいひと時を送る時は、幸せだった過ぎし日々のことが夢のようで目頭が熱くなる教員と研究者です。実を言いますと、キムチェク工業総合大学の教育者の住宅を建てることを発案し、風光に恵まれたテドン川のほとりに敷地を定めてくれたのは敬愛する金正恩総書記でした。金正恩総書記は、何度も建設現場を訪れ、住宅を最高の水準で完成するよう措置をとりました。

キムチェク工業総合大学の解説係であるチョ・イルシムさんのお話です。

「金正恩総書記は2014年5月に次いで8月12日、再び住宅の建設現場を訪れました。この日、総書記は帆船の形のギガタワーを眺めて、建物の外壁にタイルまで張ったので本当に見ごたえがある、朝鮮労働党の科学重視、人材重視の思想が反映された建築物、建築の造形化と芸術化が完璧に具現された建築物、日増しに発展するチュチェの朝鮮の建築術を世界に誇り示す素晴らしい建築物だと大きな満足の意を表しました。この日、総書記は遠からず、キムチェク工業総合大学の教育者に世界に誇るだけあるこのような立派な住宅を持たせると思うと、積もった疲れが全て癒されると喜びに満ちて言いました」

科学研究で成果を収めるためには、その担当者である科学者と研究者の生活条件を責任をもって解決してあげなければ、キムチェク工業総合大学の教育者の住宅のような住宅を教員と研究者により多く建ててあげようというのが党の意図だと言った金正恩総書記でした。まさに、総書記の恩愛の中、朝鮮の科学者と教育者は幸せで張り合いある人生を送っています。

川端の「帆船」と呼ばれるキムチェク工業総合大学の教育者の住宅！

単に独特な建築美だけでなく、科学の力、教育の力でよりいっそう栄える朝鮮の未来を描き出させるこの住宅です。

（政治―為民献身）